春の七草

2014年1月22日

1月7日には、新年初めのお稽古を行いました。
まずは書初めをしました。
筆と硯をつかい、家族一人一人の今年一年のお願いを込めながら、静かな気持ちで書いていきます。
色紙いっぱいに今年の干支である「うま」と書きました。
馬のように強く逞しく、飛躍の年となることを願っています。

1月7日は「春の七草」です。それなので、今日のお昼は七草粥を自分たちでつくります。
その前に、春の七草には何があるのか、観察して絵をかきました。
パッと見ただけでは、どれも同じ「はっぱ」にしか見えませんが、一つ一つを近くでよーくみると
はっぱにも色々な違いがあることに気が付いてきます。

はっぱがギザギザなもの、細長いもの、濃い緑、薄い緑など、みんなで発見しながら順番に書いていきました。
初めは難しい、どうやって描くのという声がありましたが、描いているうちに特徴を見つけて描けるようになりました。
描き終わったら、今度はクレヨンから包丁に持ちかえ、お料理開始です。
包丁の使い方に気を付けながら、交代で七草を細かく刻んでいきます。切り終えたら土鍋に出汁とご飯をいれ、ぐつぐつ火にかけます。
七草も加えて、しばらくするととろみが出てきて、おかゆらしくなってきました。
おかゆが出来上がる前に、子どもたちは配膳に取り掛かります。机をきれいに拭き、それぞれの担当のものを配っていきました。
これも美味しいお食事をするための準備です。
おかゆも完成し、机の真ん中にきたところで、姿勢を正して「いただきます!」

普段は葉野菜を全然食べないという子も、「おいしい!おかわり!」と本当に美味しそうに食べていました。
自分たちで作り、みんなで鍋を囲んで食事をするとなんでもごちそうになりますね。
お鍋はあっという間に空っぽになり、全員お米一粒も残すことなく完食しました!

磯邊季里 @ 2014年01月22日 09:17 コメント: (0)

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