ママのスタンスが大事
人生の様々なハードルを力強く飛び越えていくための理想の母・母の人格を考える
子どもが生まれた日、ママたちは感動を覚えたことでしょう!そして、まだ何もできない命を守るために献身的にお世話をして育ててきたことでしょう。子どもは日に日に成長します。『できないこと』を次々に『できる』に変え、親だけとのかかわりから他者のいる世界へと踏み出していきます。いろいろな人と触れ合う事で小さいながらも社会に必要なルールやマナーを覚えていき、友達、集団生活にも慣れ、人間的な成長をしていきます。
このときに、まだ小さいからとママがいつまでもすっぽり包み込んでお世話をしていると自らやってみよう!!できないことにチャレンジをしなくなってしまいます。これでは子どもたちの中にある沢山の可能性の芽を奪ってしまいます。心配はいくつになってもつきません。でも、子どもはひとつ、ふたつ・・・9つというように「つ」がつくまでに人間形成の土台ができ、性格ができます。だからこそ、ママたちはこの時期までに子どもとともに成長し、『できる人』として、のびのびと自分らしい世界を創っていけるように子どもの成長とともに、ママたちも背後から子どもを見守る事が出来るようになってほしいと思います。『できない人』になってしまうのもママのスタンス次第です。
子どもの未来の選び方、考え方、夢をしっかりかなえられるように、転ばぬ先の杖は出さないで、いろいろなハードルを一緒に越えるように応援してあげてください。過干渉し、小言を言うのはしつけではありません。自立を促し、自分で考え行動できる子どもにしてください。人生のハードル(夢)は、すべて簡単に飛び越えられるものだけではないはずです。時には低いハードルでも越えられないときもあるでしょう。そのときが大切です。どのようにそこでがんばるか、あわてないで!あせらないで!じっくり歯をくいしばり、越えられるように必死になったらどうでしょう。そのときはつらくても、きっと後でその何倍ものハードルを越えられる力が身につくはずです。大変なこと、失敗があったからこそ成功につながるのです。
子どものしつけは、他人がするものではありません。母親自身が生活習慣をしっかり丁寧に持ち、環境を整え、まず自分の背筋を伸ばし、後姿を見せて育ててください。最高の鏡になるように愛情と良識を持ってほしいと思います。『愛すること』は、子どもから引き出せる最初の力で、赤ちゃんでもママとのスキンシップや声がけから愛を感じます。そして、自分のことを大切に思う気持ちも芽生え、後には思いやりを持てる優しい心が育むでしょう。愛情?子どもは本当に満たされていますか?親の自己満足ではありませんか?子どもと向き合った時、問いかけてみてください。優れた良識は、深い教養がなくては見出せません。ママたちもわくわくしながらいろいろなことにアンテナをはり、学んでいってください。