<食育>自分たちで収穫した食材で今年のお料理締めくくり!

2021年12月16日

毎週たくさんの旬の食材を使用した食育クラスですが、今年の締めくくりとなる今回は、先週の冬野菜収穫遠足で収穫したお野菜を使った『大根御膳』を作りました。
抱えるほどの大きな白菜に、みずみずしい大根など収穫したお野菜をふんだんに使用しました。
今日の献立は、ふろふき大根に、大根のきんぴら、大根の葉と卵の炒め物、大根のサラダと大根ずくしです。大きな白菜は白菜サラダにしました。デザートは遠足で収穫した栄養満点のフルーツです。みかん狩りでとってきたみかんは搾りたて100%ジュースにして贅沢にいただきます。

《まずはよく観察》
食材を調理する前に、まずはこれから使う食材や調理器具のお絵描きをします。
子どもたちは、大根の葉の曲がっているところや、白菜の筋など細かいところまで、よく観察しながら紙いっぱいに大きく描いていきます。子どもたちは、絵を描きながら五感を使い、食材の香りをかいだり、食材に触れて感じたことを言葉にしていきます。

《切り分ける》
続いて、大きく立派に育った食材をみんなで手分けをしながら切り分けます。
自分の顔よりも大きな食材は、子どもたちの手の大きさでは抑えきれない為、苦戦しながらも、白菜の固い部分でも包丁を奥、手前とうまく動かしながら切り分け様々な切り方に挑戦しました。

《食材を無駄なく使う》
大きく太い大根は、丸々一本無駄なくお料理に使いました。
まずは、その形を活かして大きなふろふき大根を作ります。ふろふき大根は、厚めに皮をむいていく為、厚めにむいた皮は、食べやすい大きさに切り、きんぴらに使用しました。そして、大根の葉も食べやすいサイズに切りお料理に使います。今回は、炒めた大根の葉にエビと溶いた卵を入れて炒め物にしました。さらに去年作った味噌を使用したお味噌汁にも大根を入れて、見事一本使い切ることができました。

《美味しくいただく》
今回のお料理の食材は全て自家製です。お米も6月に田植え、10月に稲刈りをしたピカピカの新米です。自分たちで収穫した沢山のお野菜を全て無駄なく調理し、美味しくいただくことができました。一見食べられなさそうに見える大根の葉も調理の仕方次第で美味しくいただくことができます。子どもたちも、一つの食材を全て無駄なくいただくいただくという経験をすることができました。このような「自分で収穫し、調理し、食べる」という経験を通して、子どもたちはさらに食べる楽しさや、食事をいただけることへの感謝を感じることができたと思います。

《五感を使った食育》
今年一年の五感を用いた食育を通して、初めて知る語彙や知識、経験をすることができ、食育やお声がけの重要性にも改めて気がつかされました。
今年の食育は今日で最後となりますが、これからもお声がけや、食育を通して得られる経験を大切にしていきたいと思います。

《アルバム》
2021.12.16の食育の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 食育 大根御膳 2021.12.16
閲覧期限:12月22日

磯邊季里 @ 2021年12月16日 17:02 コメント: (0)

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