<お絵描き>手作りクリスマスパーティー!!
2021年12月26日
2021年最後のお絵描きクラスはちょうどクリスマスイブということで、手作りクリスマスパーティーをしました。
《恒例行事に!》
まずは昨年に引き続き、りんごジャム作りに取り掛かります。
今年は味噌作りにも登場した圧力鍋を使って作ってみることにしました。
秋田県、岩手県、長野県から届いた5種類のりんごをそれぞれジャムにしようということで5回戦合計30個のりんごをせっせと切っていきます。品種によって、見た目も違えば、切ったときの蜜の具合も様々なので半分に切って断面を見る瞬間に興味津々でした。また、同じ手順で作っているのに皮の色が出てピンクになるもの、皮の色はどこにいったのか黄色になるものがあり、一体何の違いなんだろう?と推理合戦も始まりました。
瓶に詰め、タグをつけ、今年もオリジナルジャムが出来上がりました。ラジオ体操でお世話になっているご近所のおばあちゃま達にも一年の感謝をお伝えするとともにプレゼントすることができ、子ども達も満足げでした。
《段ボールがソリに変身》
「遊ぶからとっておいて!」と言われて取っておいた、お米が届いた時の段ボール。どう使うかを考えた末、「クリスマスだからやっぱりソリだね」とソリ作りが始まりました。
カッターで形を切るのは小学生の担当です。慣れない手つきで切り始めましたが、切り終える頃には使いこなせるようになっていました。それが出来たら下塗りをしてから、全員で仕上げていきます。それぞれの子が自分の場所を見つけ、素敵なそりにすべく黙々と筆を動かしていました。トナカイもできて、こちらも世界に一つのソリが完成しました。「とっておいて!」と言った子が「やっぱり役に立ったでしょ?」ととても得意げなのが印象的でした。
《もちろんお絵描きも》
今日のクリスマスランチはターキーを丸ごと1羽いただきます。日本では七面鳥自体にあまりなじみがないので、全員見るのも食べるのも生まれて初めて。ということで、いただく前に七面鳥がどんな鳥かを描いてみることにしました。裏にはローストターキーを。初めて描くものに対して臆する様子もない子ども達、なかなか真似できないなぁと感心させられました。
そしてもう一つ、三時のおやつに食べるヘキセンハウスも描きました。甘い香りのなか、自分のいる場所から見えるものを絵にしていきます。同じものでも見ている場所によって全く異なるので、同じ絵は一つもありません。生地を熟成させて1年もの期間をかけて丁寧に作られたというこのヘキセンハウス。食べてしまう前にもう1つ楽しむことができました。何でもすぐに手に入ると思ってしまう便利な世の中、こんなにも手間暇をかけて作られているものもあるということを改めて知る良い体験になりました。
《いよいよ実食!》
クリスマスランチは、先ほどのターキーと収穫した白菜のスープをいただきました。
丸ごとのターキーを切り分けるのは、まさに解体ショー。子ども達も面白そうに見ていました。「部位によって味が違うかも」と食べ比べるとおかわりの時には「足の部分がいい」「からだの方が好きだった」など具体的な注文が入るようになりました。アメリカではクランベリーソースと一緒にいただくので、それもやってみることにしました。こちらの予想以上に子ども達の口にも合ったようでした。こんな風に初めてのものをみんなが「美味しい!」といただけたのは、やはりみんなでテーブルを囲む楽しい雰囲気が大きく影響しているように感じました。
《アルバム》
2021.12.24の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R お絵描き クリスマス 2021.12.24
閲覧期限:1月1日
他にもすきま時間には、キャンドル立てや壁面装飾の仕上げ、ブッシュ・ド・ノエル作りに一口ベリーケーキ作りなど、やったことはここには書ききれないほど沢山です。同時に様々な作業が進んでいるので、子ども達自身が部屋の隅々にまでアンテナを張って、「今」何をするか、を見つけ出し、取り組むことを繰り返します。全員が夢中で積み重ねた「今」によって、最高のクリスマスパーティーの1日となりました。