子供流鏑馬

2014年1月22日

新年最初のお稽古の後は、もう一つのイベントに向かいました。
それは、12歳以下の男の子だけの伝統行事「子供流鏑馬」です。
毎年1月7日に男の児の開運・健康・出生を祈願する行事で、古くは、『弓射り』とも称し、源頼朝の奉納に始まるという伝承があります。

神社に着くと、まずはしおりとクレヨンをもって、お絵かきです。人が少なく、流鏑馬の様子がよくみえる場所を自分たちで探し、短い時間でどんどん描いていきます。

絵を描き終えたら、順番に着付けていただきます。その前に、自分たちで足袋をはきます。最近ではなかなか履く機会がないので苦労している子もいましたが、格好良い衣装を着るためには自分でやらなきゃと手助けなしではくことが出来ました。
毎年参加し、同じ衣装を着ると1年前からの成長をとても感じます。

いよいよ順番がまわってきました。木馬にまたがり、的に向かって矢を射ります。
木馬に乗って、的の前まで進んでいく後ろ姿は、背筋がピシッと伸び、気合十分です。射場の的は、18本の青竹を矢来に組んでヨシズを張り、その上に『八方白眼(はっぽうにらみ)』という、それぞれ異なる眉と目を8つ、縦2列に描いた和紙を、大きな蛇の目の中央に張ったものです。 この八方白眼の的に向かってカミシモ姿に刀を差した射士が、掛け声とともに射っていきます。矢がずれないように、まっすぐに引き、勢いよく矢を射ると見事に的に命中しました!

最後にみんなで大きな開運せんべいをほおばりました。
今年一年、健康で笑顔の絶えない毎日になることでしょう!

磯邊季里 @ 2014年01月22日 09:19 コメント: (0)

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