<五感磨き遠足>卒業遠足に行ってきました

2022年3月6日

《朝の探検 山道を抜けたら栗畑》
啓蟄の青空にくっきりと浮かびあがった富士山を目にしながら、新一年生、年長さんが集合。卒業遠足の始まりです。
開園前は元気に朝の探検タイム。公園の周りを散策します。竹藪を走り抜けた先には栗畑がありました。栗は木から落ちてしまいましたが、イガイガの栗をそーっと持ち上げ栗集めをしたり、お花を探しながら体を温めます。

《1番乗り!まずはスリル満点の水辺ゾーン》
存分に朝の空気を吸い、ウォーミングアップを済ませたので、直ぐに遊びを開始!広大な横浜つくし野コースには、自然の木や縄を使って作られた難易度様々な50個のアスレチックがあるので、越えても越えてもアスレチックの連続。子どもたちもワクワク!軽い足取りでズンズン進んでいきます。
さっそく水辺ゾーンから挑戦です。
「たらいわたり」では、水面すれすれの樽に乗り込み、縄をたぐり寄せて向かいの岸を目指します。樽の中に水が入ってきても、樽から落ちそうになっても最後まで諦めません。
水辺ゾーンのアスレチックは落ちたら池の中。落ちたら水浸しという分かりやすい状況は、楽しそうな反面、ドキドキハラハラのチャレンジです。必要なのは周りからの励ましの言葉ではなく、自分なりに心を決める時間。どのくらいの時間が必要かはそれぞれなので、時間にも空間にも余裕がある貸し切り状態の朝一が最高です。50分後には大混雑でした。早起きは三文の徳とはこのことですね!

《大人も子どもも一生懸命だから楽しい》
池のアスレチックを堪能した後は、山の中のアスレチックへと出発です。
グラグラ揺れる丸太の上を移動したり、ロープに捕まり空中を滑り降りたり、身体よりも太い丸太を抱えてよじ登り、全身を使いながらグングンと進んでいきます。
子どもたちに大人も混じり、一緒に挑戦しましたが、想像以上の高さの滑り台や、足場の安定しない丸太にスリルを感じます。しかし、それ以上に子どもと一緒にアスレチックをクリアできる喜び、そして達成感を分かち合うことができました。

《失敗してもめげずに挑戦!》
はじめは足をすくむようなアドベンチャーにも自分の力で挑戦します。繰り返して繰り返して、身体で感覚を掴んでいきます。どんなに上手くいかず、強張る顔で歯を食いしばりながらも、最初の一歩を踏み出すのを決めるのも自分です。誰も教えてあげられない学びを自ら克服し、全身泥だらけになるまで頑張って達成したあとの顔には笑顔が溢れていました。成功し、自信に満ち溢れた子どもたちは、その嬉しさからもう一回、そしてもう一回と何度も遊びました。

《ポカポカ陽気の中みんなでお昼ご飯》
あっという間にお昼の時間です。たくさん動いたのでお腹もぺこぺこ。戻って来たらすぐにお昼ごはんの準備もあっという間に行う新一年生の姿はさすがです。そして、相当お腹が空いていたのでしょう。今までの遠足の中でも1番早いスピードでペロリとお弁当を完食です。

お昼ごはんが終わると食休みも兼ねてお絵描きタイムです。午前中を振り返り、遊んで楽しかったことを描いていきます。沢山のアスレチックがあり、各々中身の濃い時間を過ごしたので描く絵もそれぞれ。一生懸命登って滑った滑り台の絵を描く子がいれば、自分が池に落ちる瞬間を描く子も。そして、ハムスターのように回転できる遊具で遊んでいるところを描く子もいました。

お絵描きを終えると、アスレチックマップとスコアカードを照らし合わせ、午前中遊んだ遊具に印をつけます。
文字は読めなくても、他の人に頼るのではなく、地図とスコアカードを使いながら丸を付け、自分が遊んだ遊具を探していきます。

《アスレチック全制覇へ!》
午後は残りのアスレチックを攻略しにいきます。グラグラ、ゆらゆら揺れる綱渡りも、真っ直ぐ目線を定めバランスをとりながら進んでいきます。
途中、助けをかりながらも15個のアスレチックを全員クリアすることができました。
3時のおやつに、焼きたてフワフワのメロンパンをいただきました。がんばった後にみんなで食べるメロンパンは格別ですね。

《フリーフォールに全員挑戦》
一休みしたら、ラストスパート!最後はトムソーヤ冒険の森で自由時間です。待ちに待った滑り台、その名もフリーフォール。ほぼ直角な滑り台は、楽しさもある反面、その角度から恐怖心を抱き、座ってみたものの手すりから手を離すことが難しい子もいます。しかし、今回は見事、全員滑ることができました!!昨年、恐怖心が勝り一歩を踏み出せなかった子どもたちもが、何度も楽しみながら滑ったり、年長さんの隣に座り一緒に滑る優しい姿も見られました。この1年間の成長を感じた瞬間でした。

《閉園まで遊び尽くす》
公園内に蛍の光の音楽が流れます。閉園の時間です。楽しい時間は一瞬ですね。子どもたちは、ほんとうに1日遊び続けました。普段の遠足では小さい学年のお世話など周りにも気を配る子どもたちですが、今日は1日自分のことに集中し、果敢にチャレンジをし続けました。
誰一人、途中で辞めたり泣き出したりすることなくみんなで頑張りました。特に、今回新一年生が見せた、ひたむきに前へ進む姿、そして何としてでもやり切る姿は年長さんに大きな影響を与えただけでなく、春からの新しい生活に向けての大きな一歩につながると感じています。

《アルバム》
2022.3.6の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 卒業遠足 20220306
閲覧期限:3月12日

磯邊季里 @ 2022年03月06日 21:45 コメント: (0)

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