<五感磨き遠足>斑尾キャンプ最終日
2022年7月31日
キャンプ最終日。
あっという間の5日間、お天気も随分と味方をしてくれたおかげでやりたいことは全て出来ました。
今朝はついに年少さんまで、お部屋に起こしに行く前に全ての身支度を自分で済ませてニコニコとしていました!
5日間で、自分で出来るようになったと自信をもって思えることが大なり小なりあればこのキャンプは大成功といえるでしょう。
《巻物完成!》
キャンプのしおりをずらーっと並べて、巻物の仕上げをしました。
他の作業のすきま時間を使って作っていたので、進捗は人によってバラバラ。そこで自分の分が終わっている人は手伝ってあげます。
部屋中に紙が並んでいるので、移動するときは気をつけなければいけません。
跨げそうでも、お友達のを踏んでしまわないように遠回りをしていきます。どの道を通れば行きたい場所にいけるか、考えて動く様子はまるで迷路をしているようでした。
《昔から学ぶ》
キャンプ最終日は日本昔話の世界へ行きました。かやぶき屋根の古民家でお昼ご飯をいただきます。
昔の家から、今の生活につながる学びが沢山あります。
生活様式が変化しても、マナーはそのままということがよくありますが、もとを知らないと子ども達にとっては分かりにくいこともしばしばです。 例えば、玄関で靴を脱いだら下に足をつかずに上がってねと日頃から子ども達に伝えています。
「靴下が汚れるから」と言っても、あまりイメージが沸いていなさそうでしたが、
実際の土間は一瞬でも足をつけば、靴下は真っ黒に。その分かりやすさに全員きちんと上がれていました。
敷居をまたぐというのも同様です。段差のない部屋の中とは違って、子どもの足だと大きく跨ぐ必要があるのでとっても分かりやすく
皆一生懸命足をのばして出入りしていました。
《自分の言葉で伝える》
毎年このキャンプが開催できるのは、ホテルの方々のご協力のおかげに他なりません。
いつでも優しく丁寧に声を掛けてくださり、見守ってくださる皆さんの温かさに子ども達も安心して過ごすことが出来たことでしょう。
そしてこちらが御礼をいうと必ず、
「こちらこそ子ども達の声に元気をもらっています、ありがとうございます」
「毎年子ども達に会えるのを楽しみにしているんです」
と気持ちのいいお言葉をいただけます。
子ども達にも定型文ではなく、自分の気持ちを素直に相手に伝えられるようになってほしいと願っています。
そしてそのためには、まずは我々が等身大に飾らず率直に言葉に出来るように心がけたいものです。
《アルバム》
2022.7.29の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ 20220729
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