<五感磨き遠足>旬の冬野菜を収穫してきました!
2022年12月12日
《飯田農園に集合》
今回は午後からのスタートです。前回のみかん狩り遠足に続き、12月とは思えない暖かさに恵まれました。朝から元気に体を動かしながら、お野菜収穫のイメージをしていたお稽古組と合流し冬野菜収穫の始まりです。
《収穫前の野菜をじっくり観察》
収穫の前にまずはお絵かきタイムです。「ねぎ・大根・白菜」子どもたちはそれぞれの名前や、どんな形の野菜なのかは知っていますが、収穫前のお野菜は普段八百屋さんで見るものとはかなり異なります。例えば、ネギの先端が鋭くとんがっていたことから、八百屋さんで見るネギの先端は安全の為に平らに切られているという発見がありました。また、どこから土に埋まっているのか、埋まっている所と埋まっていない所では色の違いがあるか等様々な視点から観察し、見開きページいっぱいに大きく描いて表現していました。
《いざ収穫!》
まずは大根を収穫します。農園のお姉さんから「葉っぱを持って抜かないこと」「地面から少し顔を出している大根の部分を真上に持ち上げること」と収穫の仕方を教えていただきました。
「これが大きそう!」「これ絶対特大!」とそれぞれ収穫する大根を選びます。いざ収穫と行きたいところですが、手が小さい子どもたちは太い大根を掴み、真上に引っ張る作業に一苦労。スポンと抜けた小学生や年長さんの様子を真似て頑張りました。抜けた瞬間、さまざまな声が飛び交います。想像以上に太い大根もあれば思っていたよりも小さかったりと、土の中を見ることができない分収穫の瞬間のドキドキ感が増しますね。上半身がほとんど隠れてしまう位たくさんの葉がつき、ずっしり重たい大根を参加できなかったお友達の為にもみんなで力を合わせて収穫しました。
続いて、白菜です。収穫したい白菜を決めたら、白菜のお尻の部分を抱き抱えるように体全身を使って手前に倒します。根っこが地面から出てきたら、農園の方に声をかけ切っていただき、余分な葉も切り落としていただきます。すると、最初は沢山の濃い黄緑色の葉っぱに覆われていた白菜が、みるみるうちに八百屋さんでみる白菜の姿になっていきました。そして、切りたての断面をよく見てみると水滴が沢山ついています。採れたて野菜の「みずみずしさ」を感じた瞬間でした。先ほどの大根以上に重たいはずですが「自分で収穫した!」ということを言わんばかりに笑顔いっぱいで運んでいきました。
最後はネギです。ずらっと並んでいるネギ畑の前に立つと、ネギの香りがしています。玉ねぎの香りと似ているので「目痛くならないかな」と心配していた子もいましたが、そんな心配はよそに早速収穫準備に取り掛かります。「泥に埋まっているすぐ上」を持って抜くと教わりいざ実践。先ほどよりも力は必要なさそうに見えますが、根がしっかり張っているため、潰さないように力を調整しながら引き抜くにはまた違う大変さがありました。収穫後のネギには立派な根っこが一緒についてきました。土を落とすため、農園の方に一枚剥いていただくと、白菜同様水気がありツヤツヤ光っていてとても美味しそうでした。
そして、収穫後は切り落としていただいた葉や根を集めお片付けをします。あっという間に猫車がいっぱいになりました。あまりの葉の多さに「もったいない」「食べれちゃいそう」と言いながらも捨てずに他の栄養になると聞くと、嬉しそうに集めていました。畑も綺麗にし、農園の方にお礼のご挨拶をして終了です。
《収穫を通して》
今回の収穫を通して、食卓に並ぶまでには様々な過程があるということを感じたと思います。そして、何よりも大きく立派な野菜を間近で見て収穫することができました。
こんなにみずみずしく新鮮なお野菜をいただける機会はなかなかありません。今回収穫したお野菜は、無駄なく全てお料理に使うことができるので、様々な食べ方を愉しみましょう!
《アルバム》
2022.12.10の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 冬野菜収穫遠足 20221210
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