<五感磨き遠足>田植えに行ってきました!

2023年6月18日

《大雨で延期となった田植えに行ってきました!》
 今回は田んぼまで電車とバスを乗り継いで向かいます。先頭車両に乗り、車掌さんの運転する姿をじっくりと見学している子どもたちは窓から見える線路を見て「次は右に曲がるね」「左に曲がるね」「トンネルに入るね」と言いながら乗っているとあっという間に海老名駅に到着です。鳥の声が聞こえ、上を見上げてみると燕の巣が沢山ありました。燕の巣はどうやって作っているんだろうと考えながらバスに乗り込み、しばらくすると城山公園に到着です。

《田植えのはじまり》
 早速田植えの準備に取り掛かります。冷たい湧き水で手拭いを濡らして頭につければ、お手製のひんやり冷たい日焼け帽子の完成です。まずは田植えのやり方を教えていただきます。今回の品種も昨年美味しくいただいた”てんこもり”です。お茶碗に何回も山盛りによそって食べたくなるくらい美味しいお米になりますようにという願いが込められています。
 一見草のようにみえる苗の下の部分をよく見てみるとお米がついています。苗が折れないようにお米のついている下の部分を優しく持って植えていきます。植えるといってもただ刺すだけではすぐに倒れてしまうので、土台作りが肝心です。

田んぼに足を入れてみると冷たいところもあれば温かいところもあり、想像以上に柔らかくドロドロしていています。スタスタと歩き進めることは難しく、一歩一歩泥の重みと感触を味わいながら進み、横一列に並びます。横一列に並んだらいよいよ田植えのはじまりです。

《地道な作業が美味しさに繋がる》
田植えは1人が頑張れば終わるわけではありません。自分の決められたレーンのロープの目印を頼りに、植えてはみんなで一歩下がり、また植えて…という作業をひたすら繰り返します。誰かが早く終わっても先に進むことはできませんし、終わっていなければ次に進むことはできません。みんなで一列ずつ真っ直ぐ後ろに進んでいきます。しばらくして後ろを振り返ってみても、ゴールはまだまだ。声を掛け合いながら植えていきます。足場が柔らかい中で腰をかがめたり、後ろに下がったりという動作を繰り返しながらバランスを保つことはなかなか難しく、しりもちをついてしまうこともありますが、自力で立ち上がり、黙々と続けていきます。気づけばみんなお尻も腕もお顔も泥だらけ。「顔に泥ついてるよ!」と言ったお友だちのお顔にも泥がついていてお互い顔を見合わせながら笑い合っていました。どろんこ汚れも頑張った勲章です。どろんこになりながらも、全員で協力して田植えを終えることができました。上から眺めると何もなかったまっ茶色の田んぼの一画にも、小さな緑色の苗が植わっており達成感を感じることができました。どろんこまみれになった身体を湧き水で洗い流します。キンキンに冷えたお水は疲れまで癒してくれました。

《田植えの後は》
田植えが終わり、湧水で体を洗いピカピカにした後は、お昼ご飯です。お腹がぺこぺこになったみんなはお弁当を広げます。ところが、沢山の蟻がみんなのお弁当に近寄ってきてお昼ご飯を食べられてしまいそうになる大事件が発生しました!なので急いで食べます。美味しそうなおにぎりやおかずを先に蟻に食べられないようにぱくぱく食べます。お友達とお揃いのおかず探しもしました。

お昼ご飯を食べ終わりパワーチャージをした後は、田植えで体中泥だらけになりながら頑張ったみんなの絵を描いていきます。自分が植えた稲を全部描いたり、お友達と一緒に植えた様子を描いたり、みんな素敵な絵が完成しました。
絵が描き終わった後は近くの池で生き物探し。元気よく走って池に向かいます。あめんぼや鯉、とんぼなど多くの生き物が住んでいました。さらに歩き回るとみんなの楽しそうな声を聞いてやって来た蛇を見つけることが出来ました。生き物が多く、自然豊かでみどりが多かったため、予想気温より涼しく過ごしやすいお昼休みになりました。

《最後まで大満喫!》
近くの公園でバスが来るまで遊びます。とても長い滑り台や、縄のジャングルジム、そして、”おひさま号”があります。滑り台ではみんなで連なって一気に滑ります。また”おひさま号”に全員で乗り、右に左にと揺れる遊びを楽しみました。落ちないように縄に一生懸命捕まり”おひさま号”に揺られました。

帰りの移動では遅れをとる子はおらず、みんな一緒に歩きます。おやつの時間はおやつを分けたり交換したりみんなとっても仲良しです。また、ゴミは下に捨てるなどせずきちんとゴミ袋に入れ、お行儀よく食べることができました。
電車の中では、絵を描いたり、ゲームをしたりしてあっという間の楽しい時間を過ごしました。中には充電切れの子も…⁉
けれどもそれは一生懸命田植えを頑張った証です。

田んぼの中に足を入れて手で触ることを嫌がる子はほとんどいません。むしろ泥だらけになってもお構いなし!みんな積極的に楽しんで田植えをしました。そして、遊びもお絵描きも子供達の持ってるパワフルな力を全て出し切って楽しそうにやり遂げます。今日のみんなはとっても働き者でした。

《アルバム》
2023.6.18の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 田植え遠足 20230618
閲覧期限:2023年6月24日

磯邊季里 @ 2023年06月18日 21:33 コメント: (0)

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