【食育・ワジック教室】夏コース第5回を開催しました!

2023年7月24日

《ワジック教室に名前が変わりました》
2023年6月から教室の名称が「ワジック教室」になりました。

「こんないい顔、うちでは見たことがない!どんな魔法をつかっているんですか?」保護者の方からそんな言葉を頻繁にいただくようになり、「食」のちからを再認識。
それならば1から全部やってみようと、五感磨きに

「ワ(和食)+アジ(味わう)+イク(教育)」

を融合した新しいプログラムとしてスタートしたのが、「ワジック教室」です。
ワジックの“まほう”にかかった子ども達との時間、どんな新しい出会いがあるのか、私達もワクワクしています。

詳しくはこちら↓↓
ワジック教室

《第5回目は土用の丑の日御膳!》
毎日厳しい暑さが続いています。5回目の今回はそんな暑さに負けない元気をつける土用の丑の日御膳です。

今回のお献立
●鰻丼
●麩の味噌汁
●屋上で育ったピーマンの胡麻和え
●赤ちゃんピーマン丸ごと炒め
●冬瓜のひんやり煮物
●旬の果物「桃」

《まずは屋上で収穫》
本日の参加者は、春コースからワジックに通い慣れた3人です。未就園児と年少さんですが、準備の手順も身についてきてあっという間に始めることができました。

まず屋上で栽培しているピーマンとネギを収穫するところからスタートしました。
小さなピーマンには、赤ちゃん?と不思議そうに見たり、ネギには、土がついてるからよく洗わなきゃだね、と言っていたり、子どもたちはそれぞれ観察も行い、収穫を楽しんでいるようでした。
これまでは大きくなったものだけを収穫していましたが、今回はしばらく夏休みになってしまうので赤ちゃんピーマンも全部収穫します。
もうないかな?と探すと緑色の葉っぱに隠れていることがあるので何度も確認しました。思ったよりも沢山収穫出来て、大満足で収穫を終えました。

《丁寧にお料理》

野菜を片手にルンルンお教室に戻れば、収穫したピーマンは大きいものは手でちぎり、胡麻和えにします。
赤ちゃんピーマンは種やヘタもそのまま、まるごと炒めて鰹節とお醤油でいただいてみることに。
まずは「大きい」「小さい」とピーマンを仕分けていきます。大きさがまちまちなので、どちらに入れるのかなと思うものも沢山ありましたが迷うことなくどんどん分けていきます。
スーパーで売られているものに比べて弾性が強く、以前同じくピーマンをちぎったときよりもうまくいかないので困ってしまいました。それでも、みんなが美味しく食べるためのお仕事だからね、と声掛けすると、最後までピーマンに向き合い続けていました。自分の役目を全うしよう、という気持ちが子どもの姿から見えた気がします。
またこのピーマンは苦味も強かったですが、調理段階から味見を切望していたりと、大人な味覚をしている子どもたち。美味しいと感じられる幅がどんどん広がっているようです。

《テーマは味覚!お味見だらけ》
今回のテーマは味覚です。子ども達はここぞとばかりに「お味見する?」とチャンスをねらっています。
回を重ねるごとにお味見の仕方も変化してきました。最初のころは1回お味見すると止まらなくなって、こちらが止めないと全部食べてしまいそうだったのが、
鍋に入れる前の鰹節、濾した後のお出汁、薄焼き卵の少しちぎれてしまったところ、鰻を切ったときの端っこ、ご飯をよそったときに周りについたお米の粒などなど、子ども達なりの判断基準が出来てきたようです。

《うなぎはどこから?》

うなぎは、今回すでに味がついた鹿児島産のものと中国産のものの2つを使いました。子どもたちは、うなぎを見比べることからはじめ、うなぎはどこから来たんだろうね?と考えながら、食べやすい大きさに切っていきました。
このとき、まず切るやり方を説明で聞いてから実際に切っていくのですが、説明につられて、目の前にある食材や包丁に触りたくなってしまう子が多いです。
今回の3人もこれまでにそのような様子がみられましたが、今日はみんなが”話を聞く時間”であることを理解し、きちんと耳を傾ける姿勢でいられました。
また、聞く姿勢もそうですが、自分でできることは1人でこなしつつ、一緒にできることは仲良くみんなでやるという協働の心が見えた3人でもありました。

おいしくご飯をいただいたら、工作でうなぎを作って遊びました。

《アルバム》
2023.7.22の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒ワジック教室 「土用の丑の日御膳~竜宮城からのお届け物~」 20230722
閲覧期限:2023年7月30日

磯邊季里 @ 2023年07月24日 06:18 コメント: (0)

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