【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ4日目
2023年7月28日
《充実の朝時間》
昨日は、綺麗な朝焼けの中での体操から一日がスタートしました。
大人も子どもも一緒になって新鮮な空気を沢山体に取り入れながらラジオ体操・縄跳び対決・サーキット。鬼ごっこなどで汗を流しました。
体操が終わると「お腹が空いた~」と朝食に向かいます。
窓の外に見える斑尾山を見ながら、「ジグザグ道のぼったね」など会話が弾みます。大人でも険しい道のりだったのですが、子ども達は「今日もまた斑尾山登りに行く?」と自然のアスレチックのような山登りが気に入ったようです。周りから見ると大変そうなことも、気持ち一つで楽しいことに変えてしまう子ども達。逞しさを感じました。
《体験を表現する》
午前中はこれまでに少しずつ進めていた絵や工作を一気に仕上げていきました。
どんな植物や生き物に出会ったか、何をやったのかをみんなで話しながら、自分なりに絵葉書やしおり、画用紙に表現しました。
ジャム作り、山登り、水遊び、工作と項目を思いだしていくのではなく、その中でそれぞれに印象的だった瞬間を探します。
例えば、ある年中さんがオニヤンマを捕まえられる小学生を「すごいな」と思って、外に行く度、彼にずっとくっついて行動をしていました。そうして真似しているうちに自分でも初めてオニヤンマを捕まえることが出来ました。その嬉しさ、喜び、自分も出来たという自信がやる気に繋がったようで、「絵は描かない、好きじゃない」となかなか手が動かなかったのがウソのように「オニヤンマ描いていいの?」と楽しそうに描くようになりました。そして何度も何度も描くのでだんだん上手く描けるようになってきて、自分でもさらに面白くなったのか、他の絵も一生懸命表現するようになりました。
上手に描く、作るのではなく、自分が体験したときの気持ちや感じたことをそのまま表現すればいい!ということに気がつくとよい循環が生まれて、驚くほど成長することを再認識しました。
《歌うように絵を描こう!》
子ども達がいつもお世話になっている恭子先生から「幸せの歌」という素敵な詩がとどきました。「歌うように絵を描こう!~とはじまるその詩をみんなで繰り返していると気持ちがワクワクしてきます。そして実際に歌いながら描いてみよう!と「世界中の子どもたちが」を口ずさみながた、こんな世界旅行をしてみたい!というを描いてみました。
世界について知っていることはまだまだ少ないかもしれません。だからこそきっとこんなかもしれない!こんなのがあったらいいな!楽しく想像を膨らませてオリジナルの世界旅行プランが完成しました。
《最後の夜は》
あっという間に最後の夜になりました。今日は夕食後にもうひと遊び。みんなで花火をしました。
霧がいっぱいの外に出て、花火を始めると色とりどりの閃光とともに煙もモクモク出てきて真っ白の世界に包まれました。
最後は全員で線香花火をしました。火がついたらそれぞれ「じっと待つ」
今回何かと合言葉になっていたこの言葉がここでも活躍しました。
予定よりもずいぶん遅くなってしまったので、大急ぎで温泉に入り、今日はみんなでお揃いの浴衣で寝ることにしました。
《アルバム》
2023.7.27の写真はこちらです。ぜひキャンプの様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R斑尾キャンプ4日目 20230727
閲覧期限:2023年8月3日