【朗報!絵画コンクール入賞】広島平和記念式典に参列しました②

2023年8月15日

まさかの朗報でした。以前、息子がお教室で夾竹桃物語をテーマとして描いた絵が賞をいただけたとのこと。更に8月6日広島平和式典に親子共々参加させていただけるという貴重な機会までいただきました。
恐縮しながらも8月5日午後息子とともに広島にやってきました。息子にとっては初めての広島です。
東京と同じく強い日差しが照り返し、気温は35℃を超えていました。ホテル到着後チェックインしようとロビーに入り驚きました。おそらく明日の平和式典に参加するのであろう大使館の方や腕章をした報道関係者、また私服警官の方でロビーは混雑し、各関係者の受付が設置されるなどホテルの方も対応に追われておりました。私達は、ひとまず荷物を預けて、広島平和記念資料館に見学に向かいました。猛暑の中、資料館前には、入場まで一体何分待ちなんだろうと心配になるくらい多くの人が並んでおり、関心の高さを感じました。そして想像以上に海外からの観光客や家族連れが多かったことが、とても印象的でした。
資料館に入ってすぐ被爆前後の広島の市街地を立体模型に投影した展示物があり、改めて原子爆弾の脅威を知り言葉が出ませんでした。1945年8月6日におきたこの出来事をほんの少し話でしか聞いたことがない息子は、しばらくこの投影模型を見入っていました。意外にもその後も惨状を示す写真や遺品などを熱心に見てまわりました。本当にあった出来事なんだと思ったそうです。初めて原爆ドームも見ました。緒方先生の夾竹桃物語に出てくる夾竹桃も元安川も初めて見ました。百聞は一見にしかずです。息子なりに沢山の事を感じてくれていることと思います。

そして8月6日。ホテルで朝食をとっているとテレビで拝見したことがある要人やSPを前後につけて来られる方などがいらして、通常ではなかなか見ることがない光景を少し楽しませていただきました。そして8時に平和式典が始まり、8時15分黙祷。例年よりも感慨深い、心から平和を願った時間となりました。その後ホテルに戻り表彰式がスタート。と、その前に試合で広島に来ていたジャイアンツの原監督がサプライズゲスト登場!子供達よりも親達の方がテンション上がっていたような気がしますが、一気に場が盛り上がりました。続いて各賞の発表があり、子供達が壇上で表彰状を受け取りました。息子もあの様な素晴らしい場で表彰されたことは、大きな自信になったと思います。以前は、何を書いたらいい?どこから書いていいかわからないと絵を書くことに前向きではなかった息子ですが、お教室で大好きな虫やお花の絵を書かせていただいたり、絵の具を混ぜ自分だけの色を作ってみたり、楊枝を使って書いてみたり、時にはコーヒーを飛ばし色付けしたりと、上手に書かなきゃいけないという固定概念が少しずつなくなり、楽しく絵が書けるようになった気がします。これからも自分らしく楽しくお絵描きでたくさんのことを表現してほしいと思います。最後になりますが、この場を借りて、いつもご指導いただいている先生方に改めて御礼申し上ます。また、特別な日の広島にて貴重な経験をさせていただき重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。

磯邊季里 @ 2023年08月15日 17:35 コメント: (0)

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