第13回春のスキーキャンプin妙高高原一日目

2014年4月5日

 3月25日、私達こひつじかいは、参加者26名スタッフ8名総勢34名で「第13回春のスキーキャンプin妙高高原」に行ってきました。お天気も良く、春休みの最後をみな存分に楽しむことができました。

 例年通り東京駅銀の鈴に集合です。わくわくはしゃいでいる子、少し緊張気味の子もいました。お見送りに来て下さったお父様、お母様に元気に「いってきます!」をしていよいよ妙高に出発です。今年は珍しく誰も泣かずに順調な滑り出しです。

 陽の当たるホームで新幹線を待つ間、子供たちは「あついーー!」と次々に上着を脱いで、半そでになってしまいました。「子供は風の子」が少なくなっていると聞く事もありますが、そんな事はありません。こひつじかいのこども達は、いつの時代も子供は風の子です。
 新幹線に乗り込むと、全員でおりがみ大会がはじまりました。先生やスタッフが折り方を教えるのではなく、年上のお兄さんやお姉さんが小さい子に教えてあげて一緒につくりあげます。自然にこのように振る舞えること、とても素晴らしいですね。
長野駅で一度電車を乗り換えます。しばらくすると、雪がちらほら見える様になり、みんなのテンションも最高潮に。みんなのキラキラした笑顔は、雪のように輝いていました。
いつものように、4日間お世話になるロッジ・ラーと妙高プロスキースクールの皆さんがお出迎えしてくださいました。毎年ありがとうございます!車に揺られて、ついにロッジ・ラーに到着です。今日からここがみんなのお家です!

3時間の長旅を終えて少しは疲れがみえるかと思いましたが、そんな私の思いはどこへやら。着いたら、雪を見て走り回り、宿の廊下を走り回り、部屋に入っても走り回ります。本当に動物園のようなにぎやかさでした。スキーに出発する前にまずは腹ごしらえ。 ロッジ・ラーのご飯は毎年大人気です。みんなあっという間に平らげてしまいました。食べ終わった瞬間から次のご飯はなんだろうという声も聞こえていました。

さあ、いよいよスキーに出かけます。スキーウェアに着替えて、手袋と帽子をかぶり、日焼け止めを塗ったらいざ出発です。初めてスキー靴を履いた子は、若干の窮屈さを感じながらも一歩ずつ一歩ずつ「キュッキュッ」「シャリシャリ」と雪の感触を確かめながら歩いていました。
 毎年こひつじかいのスキーキャンプには一人前に滑れる子から、初めて滑る子まで様々なレベルの子が参加します。レベル別に細かく班分けをし、少人数のチーム編成で行なうので、それぞれ目標をもって、スキーを楽しむ事ができます。今回も、滑れる子達は、スキー場に出ると同時に板を履き、コーチと共にリフトに向かっていきました。初めての子達は、板を持って下山し、傾度の小さいところでハの字の練習をはじめました。それにしても、子供達の上達スピードには驚かされます。初めての子達がどこまでできるようになったか気になる方は是非、最終日の記事をご覧ください。

 13時から16時まで存分に滑って戻ってきた彼らの言葉はやっぱり「あついーー!」でした。お天気もよく、休む事なく滑っていたので、汗びっしょりです。

そのまま温泉に直行です。みんなで気持ちいい温泉で一日の汗を流し、リフレッシュしました。疲れ知らずのこども達は、自由時間はとにかくみんなで一緒になって遊びます。年齢も男の子女の子も関係なく、みんながすぐにお友達になってしまうのもこひつじかいのこども達の大きな特徴です!

宿に着いて2回目の食事は、ビーフシチューや唐揚げ、カルボナーラなどみんなの大好物がたくさん出てきました。おかわりもたくさんして、明日のためのチャージも完了です。ですが、ここでついに2〜3人の子が襲ってくる睡魔に勝てず寝てしまいました。朝から10時間ほど休む事なく動いているのですから、無理もありません。

さあ、毎日の締めくくりはお勉強です。お勉強道具を持って、再び食堂に集合すると、幼稚園生はペーパーやお絵描きを、小学生は学校の宿題等をやります。不思議なもので、「え~!勉強やだ~!」などの声は誰からも挙がりません。たくさん遊んで、たくさん学んで、とても充実したキャンプの初日を過ごすことができました。

さて、時刻もいよいよ8時を過ぎおやすみの時間です。ただ、初日はお母様が恋しくなってしまう子や、どきどきして眠れない子がいます。ですが、先生やスタッフが、お話してあげたりそばにいてあげる事で、全員早々に眠りにつくことができました。翌日は7時に起床です。みんな無事に起きる事ができるのでしょうか。

磯邊季里 @ 2014年04月05日 13:37 コメント: (0)

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