【お絵描きクラス】絵画による子供の表現力。コンテスト入賞と大使館へのプレゼント
2024年1月5日
こひつじかいのお絵描きクラスに参加している子供たちが、絵画コンテストにて賞を受賞しました。仲間とお教室で切磋琢磨しながら時間をかけて丁寧に描き上げた世界に一つだけの作品を是非ご覧ください。
《ドイツ大使館絵画コンテスト「わたしのドイツ」でローテンブルグ特別賞を受賞》
ドイツ大使館が主催し、今年で16回目となる絵画コンテスト「わたしのドイツ」。3月までドイツに5年間住んでいた子が「デュッセルドルフのクリスマスマルクト」と題した絵を応募し、約580名の応募者の中から小中学生各1名に与えられるローテンブルク特別賞を受賞しました。受賞に伴い、大使公邸で開催されたレセプションに参加し、表彰状と記念品(ケーテ・ウォルファルトのくるみ割り人形、リンツのチョコレートのアドヴェントカレンダーetc.)、ローテンブルク市長からの手紙を授与されました。 ローテンブルク特別賞はドイツの伝統的な木組みの建物が描かれている作品に与えられる賞です。今回応募した作品には、デュッセルドルフの旧市街にある市庁舎と、その前の広場で行われているクリスマスマーケットと大きなクリスマスツリーを描きました。授賞式では雪が分厚く描かれている点が特に良かった、との講評をいただきました。 大使館の広報担当職員の方からは、「毎日職場に訪れる際に、たくさんの作品が目に入り、気分が晴れやかになる。そういった意味では、応募者の皆さんがドイツと日本の外交関係に良い影響を与えているのですよ」とのお言葉を頂戴しました。 幼くても絵画を通して海外とのつながりを持ち、両国の関係に少しでも好影響を与えられたことは大変貴重な経験になりました。 受賞作品は大使館のエントランスを入ったホワイエに展示されています。ドイツ大使館を訪れる方は、是非ご覧になってみてください。
現代用語検定協会主催の第23回 自己表現力コンクールでは、優秀賞を3人(幼児の部2人、小学生の部1人)、入選2人(幼児の部1人、小学生の部1人)の計5人が賞をいただきました。同コンクールは「自分で感じ、自分で考えたこと」を応募し「自分を表現する楽しさ」を体験する”場”。全作品の一点一点に講評を加えて返却してくださるので、応募する子供たちも手応えを感じています。読み書きができない未就学児も、自由な発想で作品を創作することができ、また時間をかけて完成させることで根気強さも養われます。幼い頃から培った自己表現力は、将来的なプレゼンテーション能力の向上にもつながるのではないでしょうか。
《エクアドル大使館に野鳥の絵をプレゼント》
エクアドル大使館とのご縁から子供たちは、プラタノと呼ばれる甘くないバナナを用いた食文化を体験したり、アマゾンのジャングルに生息する野鳥の絵画を制作しました。小国ながら野鳥の楽園と呼ばれエクアドル。子供たちは、図鑑で見られるようなカラフルで美しい鳥たちを、一筆一筆丁寧に描きました。実際に手を動かし、五感を使うことで、地球の裏側の国を身近に感じることができ、世界観が広がったことと思います。 子供ならではの感性を活かし、表現力を高めることで、世界と繋がり社会に貢献することができます。これからも一つ一つの出会いやご縁を大切にしながら、子供たちとより良い未来を築いていきたいと思います。