【五感磨き遠足】梅まつり・冬探し遠足へ行きました!
2024年2月18日
《お天気の中、出発!》
お天気にも恵まれ春の陽気の中、冬探し遠足に行ってきました!多摩川駅から大倉山公園の梅林を目指して、みんなで歩いて向かいます。
朝のお天気は気持ち良く、軽快な足取りでテクテクと丸子橋を渡り、東京都から神奈川県に入ります。線路を走る電車や新幹線を見ながら同じ方向に進んでいきます。
出発時は寒さも感じていましたが、どんどん太陽も顔を出し、歩くと体もポカポカ、汗ばむほどの良いお天気です。歩いている途中には、梅の木や春を迎える準備をしている、蕾がふっくらと膨らんだ桜の木もありました。
《長い道のりもみんな一緒に》
公園までは、大人の足でも約2万歩の道のりです。ペアのお友だちを置いていかないように、置いていかれないように、みんなで一緒にゴールを目指します。車が多いところは1列になって慎重に。道が広いところはみんなで楽しくおしゃべりをしながら向かいます。少しペースが落ちてくると新1年生が後ろから声をかけてみんなをまとめてくれます。その声に、みんな一生懸命ついていき、全員で同じ信号を渡れるように頑張ります。少し疲れを見せたお友だちに手を差し伸べ、待っている姿もありました。
ひたすら真っ直ぐ歩き続けていくと、遠くに私たちの目指すお山が見えてきました。段々足も疲れ、お腹も空いてきますが、今日のお昼はなんだろう?とお弁当タイムを楽しみに頑張ります。公園まであと少し。ラストスパートはとても急な坂道です。最後の力を振り絞って登ろうと声をかけようと思った矢先、普段からたくさん歩き元気いっぱいの子どもたちは走って登っていき、その姿には驚かされました。また、今回が遠足初参加で、これまでこんなにたくさん歩いたことがないという子も疲れたと口にするのではなく、一生懸命頑張って歩いており、今回は、なんとバラバラにならずに全員同じペースで最後まで歩くことができました。
《お弁当を食べてパワー回復!》
公園に到着すると、さっそくお昼ご飯です。今回は、公園の梅を一望できる高台で、梅を見ながら食べることにしました。お弁当の準備をして、いただきます!梅を見ながら食べるお弁当はいつもより一層美味しいのか、もしくはたくさん歩いたおかげか、みんなの箸はどんどん進んでいきます。探検行ってきていい!?さすがは新一年生!すぐに食べ終え、他に食べ終えた年下の子と探検に出発します。20分ほど探検に行き帰ってくると、遊べる良い場所見つけたからそこで遊ぼ!ということになったので、みんなでそこで遊ぶことにしました。何しよっか?氷鬼しよう!鬼どうする?大人鬼ね!ということで、大人が鬼の氷鬼がスタート!大人3人に対し、子供は11人!大人の本気の走りに子供たちは一目散で逃げます。1人捕まえてもすぐに助けがきて逃げられるの繰り返しです。大人からしたらとても大変でしたが、子供たちはニコニコと逃げ回っていました。大人がなんとか全員捕まえて氷鬼が終わると、今度はドロケイをすることになりました。グッとパーでわかれましょ!じゃんけんでチーム分けをし、牢屋の場所が決まると、ドロケイスタートです。警察の子はどろぼうの子を追いかけ、どろぼうの子は警察から逃げます。ここでは大人も子供も関係ありません。全員が全力で楽しんでいました。今日は2月でしたが、子供も大人も気付けば半袖に!子供たち全員が顔を真っ赤にしてドロケイは終わりました。
《梅林散策》
遊び終わった後、ポンキーを持って、みんなで梅園内を一周散歩しました。梅の木といっても種類は様々で、「小梅」や「見鷹」、「白加賀」など、数えきれないほどの梅の木が視界一面に華やかに咲いています。枝垂れているものや、反対に枝から上に伸びているものもあり、多種多様な梅の木を目にすることができました。ピンク色の梅の木が多かったため、桜の木と勘違いする子もいましたが、桜の木と違い、梅の木は身長が低いことも知ることができました。また、木の名前の札の裏に書かれた数字を年齢と考えた子ども達は、こっちは135歳、今度は151歳!おじいさんとおばあさんの木ばっかりだねと自分の年齢といくつ違うかな?と計算してみたり、100年前ってどんな感じかな?と様々な想像を巡らせて梅の木を楽しんでいました。
《よく観て描く》
お絵描きに丁度良いスペースを見つけ、早速梅の木を描いていきます。梅の花は、ピンクや白、そして薄黄緑色のものがあり、目の前にある梅の木をよく観察します。花の形が座っている距離からよく見えなかったら、一度立って近くで観てみます。花びらは何枚あるかな、花の中央にはめしべとおしべがあるな、開花しているものとまだ蕾のものがあるな、など一本一本少しずつ様子が違うので、そこも注意深く観てみます。そして忘れないうちにすぐに描いていくと、子ども達から見る梅の木の絵がどんどん完成されていきます。木や花は数えきれないので、時間の限り数を増やしたり、花の色を工夫してみたり、とても素敵な絵が完成しました。せっかく本物を目の前にしているので、どうなってるか分からないからもう描くのを終える、よく観ずになんとなくで描いて終わらせてしまうのはとても勿体ないことです。きちんと観察して描くことで、どんなに小さな子でも色や形などの特徴を捉えることができました。既知のものだから、と頭の中の想像で描くことが減ると絵を描くことでもっと世界が広がっていくことでしょう。
《15キロ!充実の冬探し遠足!》
梅を見終えると、まだ少し時間があったので最後のひと遊びです。遊べるスペースまで移動します。電車ごっこやろう!となったので、全員が一列につながって移動します。次は大倉山駅〜大倉山駅!実際の電車のアナウンスを真似してる子もいました。遊べるスペースに到着しても、まだ電車ごっこやろう!となったので、さっきの続きです。足元の石畳を線路に見立てて電車ごっこをします。途中、踏切がありましたが、しっかりと止まっていました。電車ごっこが終わると、最後にもう一度鬼ごっこをすることに。今回は、大人が鬼と子供が鬼で2回やりました。今回も大人も子供も全力で走り回っていました。最後のひと遊びを終えると、帰る時間になったので出発です。
帰り道の電車では、今日何駅分歩いたか数えてみました。大倉山駅から多摩川駅まで6駅分、距離にして約9キロ!この距離を全員が歩いたことには驚きしかありません。公園で遊んだ分も含めれば全部で15キロ!大人でもなかなか歩かない距離を誰1人弱音を吐かず歩ききったのはさすがです。
今日は、天気にもとても恵まれました。また、梅もほぼ満開でした。たくさん歩いて、梅に癒され、たくさん遊んだ!そんな充実した一日となりました。
《アルバム》
2024.2.18の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240218_梅まつり・冬探し遠足
閲覧期限:2024年2月24日