【五感磨きcamp】ski camp 2日目

2024年3月27日

2日目を迎えました。
広い部屋に集まりテレビ体操と一緒に、朝の体操をして一日が始まりました。
朝ごはんを食べ、スキーウェアを着て帽子・手袋・ゴーグルを装着し終えたら、4グループに分かれ、ゲレンデに向かい、着いた人からスキー板を装着していきます。
はじめはそれぞれのグループごとにリフト乗り場へと滑りました。幼稚園生は1人ではリフトに乗れないため、補助の大人が必要になります。しかし、乗り降りやカードタッチもほとんど1人でなんなくこなしていました。リフトを乗っている際には、今日の朝ご飯は何が美味しかった?私は昨日1人で滑って止まる、ができるようになったよ!など楽しくお話をしました。リフトから横のゲレンデが見下ろせるため、お友達を見つけると、やっほー!ここにいるよ!と声を掛け合ったり、うさぎの足跡を探したりもしていました。


Aチームは、小学生を含むスキー経験がある子たちのグループです。尻もちや渋滞事故が起こることがなく、全員安全かつ上手に滑ることができます。いちばん下のグループと同じタイミングでリフトに乗っても、すーっと前を滑っていき、またすぐに上から滑ってくる姿が見えました。検定に向けて、コーチの技術をしっかり見て、真似しての繰り返しです。
Bチームは、幼稚園生から新一年生までのグループです。コーチの指示にきちんと従い、滑っている時は手をピーンと横に広げて目線は進行方向に向けることができました。昨日一日ですっかり滑る感覚は思いだせたようで、順調に滑っていきます。次の課題は、自分で板をコントロールすることです。ブーツと板のついた足は普段よりも重いですが、板の幅を調整したり、向きをかえたり、操縦が出来るように練習していきます。
Cチームは、さっそくリフトに乗り込んで滑ります。みんながはじめてのリフトでしたが、しっかりと乗り降りができていました。手を広げて、八の字で滑って止まる。最初は、止まる時に転んでしまうことも多かったですが、徐々にしっかりと止まれるようになってきました。滑れるようになると、スキーって楽しいね!もっとすべりたい!と言っていました。午前中の最後には、八の字でターンをしてみましたが、お手本を真似してみることとで自然とターンが出来ていました。
Dチームは、全員スキーが初めての子たちのグループです。八の字で止まる練習をたくさんしました。板の三角形をおにぎりに見立て、ストップ!おにぎり作って!と言うとみんな一生懸命に板を動かします。しかし、たくさん練習した分、尻もちをついてしまったり、転んでしまったりすることも少なくありませんでしたので、そこから自分1人で立てる練習もします。大人が手は貸さず声掛けだけで立てるようにアドバイスをすると、すぐに諦めずに立ってみます。何度も練習をしていると自分から板の向きを揃えて頑張って立てるようになってきました。まさに、七転び八起きです。


今日は、雨が降り平均気温が5度程という悪天候の中でも、誰1人ギブアップすることなく、9時から12時までの3時間滑り続けました。霧が出て辺りが視界不良になったり、手袋が雨や雪でびちょびちょになりましたが、子ども達は時間を忘れエネルギッシュな滑りを見せてくれました。

午後のスキー開始時刻に近づくにつれ午前中よりも雨、風が強まり気温も下がってきた為、残念ながら午後のスキーはお休みにすることにしました。子どもたちからはスキー行きたいと声が上がりましたが、明日は晴れる予報なのでコーチたちと今日よりも長く滑ることを約束し、明日予定されていたお土産を買いに行くことにしました。

今回お買い物をする際は縦割りのチームに分かれて、小学生は自分の頭の中で計算をし、新年長さんまでの子どもたちは、自分から大人に聞いて値段を確認し、それぞれ持参した金額に合わせて調整していきます。
広い店内をぐるぐると巡り、一生懸命お土産を選んでいきます。普段買えるものではなく、新潟限定のものにする子もいれば、お父さん、お母さんの好きなものをそれぞれ考えて選ぶ子もいます。
“おみやげ”はどんなものであれば、妙高高原、新潟県に行ってきたことが伝わるかを考えながらお買い物する子どもたちの様子も見られました。また、それぞれの金額で”買いたいもの”と”買えるもの”をよく吟味しながら、最終的には自分で決めて購入することができました。

この2日間、すきま時間に折り紙をしていました。でも紙飛行機を作って1度飛ばしてはすぐに次の飛行機作り、、この繰り返しで遊ばれなくなった大量の紙飛行機が色々な場所に散らばっていました。もっと材料を丁寧に使おうということで、折り紙をそれぞれ自分のリュックや段ボールから探し出し、遊べる形に作り替えていきます。みんなのリュックに眠っていた折り紙を集めると数十枚にもなりました。シワを伸びし、破れているところはつなげてもう一度使用しました。作り方を知っている子も初めての子も円になってみんなで作り進めてきます。手先を使う難しい箇所も、子どもたちで協力しコマを完成させることができました。一度教わったら今度は自分の力で教えてもらったことを思い出しながら作成する子どももおり、廊下のベンチは色鮮やかなコマがたくさん並び華やかになりました。

美味しい夕食をいただいたあとはお勉強タイムです。
学年ごとに分かれて、最後まで集中力を切らさずに取り組みました。食後や勉強タイム後に、食堂を最後に出る子どもが乱れたスリッパを一つひとつ揃えていく姿や、周りを見て年下の子を気遣う優しい姿もあり、自然に自分の力を使える子どもたちの成長を感じる時間もありました。明日は、お天気の予報なので朝から1日元気に滑っていきましょう!

2024.3.26の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R ski camp 20240326
閲覧期限:2024年4月2日


 

磯邊季里 @ 2024年03月27日 05:47 コメント: (0)

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