【食育・ワジック教室】夏コース開始!第1回は「シンプル和食」
2024年6月9日
《夏コースが始まりました》
今日から夏コースが始まります。第1回は嗅覚の回です。2歳の子から年中さんまで、小さいですが継続は力なり!どんどん出来ることの幅が広がり、みんなしっかり者でよく働きます。
まずは今日の主役、おにぎりのためのご飯の準備から。お米を量り、研いで水を入れます。今日はご飯がたっぷり必要なので炊飯器を使うことにしました。この作業に慣れている子供たちは1番年上の年中さんをはじめとして手際良く協力しながらお米を炊く準備ができていました。
《お料理の前に》
次は今日の食材をスケッチしてみます。大根、にんじん、梅の色や形を観察し、描いていきます。大きな大根の先は二つに分かれていたり、髭が何本も生えていたり、目がついていたり?!梅は緑色、シワシワのもの、綺麗な赤い色のものがあります。緑色の梅は甘い香りがしましたが赤い色のものをみんなで食べてみると、顔がみるみるしぼんでいきます。すっぱいはずですが、子どもたちはおいしいと言って食べていました。みんながお絵描きしたものも美味しそうでお腹が減ってきます!
《おかずを作ります》
お絵描きのあとは野菜の準備に取り掛かります。野菜を洗い、大きな大根、にんじん、玉ねぎを順番に切っていきます。大根とにんじんはは端っこを切ってから半月形に。それをふたつ組み合わせると丸に戻ります。何個丸ができるかなと話していました。年中さん組は大人の力をほとんど借りずに野菜を薄く切れていました。他の2人も切り方を習得していき、丁寧に切ることができました。
次はほうれん草の胡麻和えを作っていきます。ほうれん草を洗って沸騰したお湯に入れ、さっと茹でたら鍋から出して冷やします。湯気が出ているほうれん草にうちわを持って待ち構えてた子達が元気よく仰いでくれました。胡麻をするときには胡麻和え作りに慣れている年中さんが年下の子達にこれやる?と言ってくれた姿が印象的でした。みんなで美味しそうなほうれん草の胡麻和えを作ることができました。
《いよいよ主役のおむすび作り》
最後におむすびの準備をします。まずはおむすびの具を準備します。今回の具は焼き鮭、たらこ、梅干し、昆布です。たらこは食べたことがあっても元々の細長いたらこはみんな初めて見た様子。中にお魚の卵が入ってるんだよと教えました。つぎに炊けたお米でおむすび作りをします。お椀を濡らしてその中にご飯をいれ、蓋をして振ると一つのかたまりに。それを濡らした手で取り出して三角形のおにぎりの形にしていきます。自分の手より少し大きなおにぎりを結ぶのに苦戦していましたが、ゆっくり丁寧に包み込む様にぎゅっとすると上手なおにぎりが出来上がりました。
そしてみんなでいただきます。よく働いてお腹がぺこぺこの子どもたち。喋ることも忘れて夢中になっておにぎりを食べていました。他に作った胡麻和えやお味噌汁、煮物もみるみる食べて行き、みんながお腹いっぱいになったところでご馳走様です。
《アルバム》
2024.6.8の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240608_ワジック教室夏⓵「シンプル和食」
閲覧期限:2024年6月15日