【食育・ワジック教室】夏コース第4回は鰻パワーをいただきました!

2024年7月21日

“聴覚”がテーマの今回は、年中さんと年少さんと3歳さんの5人で行いました。梅雨明けし、いよいよ夏本番です。土用の丑の日も近いということで鰻丼を作ります!

はじめにさまざまなどんぶりがでてくる絵本を読みます。牛丼、かつ丼などがある中、最後に出てきたのは鰻丼。美味しそう!や、お腹すいたーという声が飛び交います。するとたれのついた茶色くて長いうなぎとそのタレのついてないうなぎが登場しました。初めてみる食材になにこれ?お魚の匂いがする!穴子かなと鋭い意見も聞こえてきました。これは穴子の仲間のうなぎです。この姿のうちにみんなでスケッチをしました。

次はご飯を炊く準備をします。この作業に慣れている子どもたちは手分けをして順番にお米を洗っていきます。今回はお米を手で洗った後にボールの上で手についたお米を払い落とすことに気をつけてみました。一粒もお米を無駄にしないように机に落ちてしまったものも自分から拾ってくれる子供達の姿がありました。

続いてお吸い物を作るために出汁をとっていきます。出汁をとるには何がいるんだっけと考えてみます。鰹節と昆布だと年中さんがみんなに教えてくれました。1人ずつハサミを上手に使って大きな昆布を切りました。昆布が大きくなるまで火にかけます。

次に登場したのは卵。日本一の卵と呼ばれている卵を使います。実は卵の割る時のコツは角を使うのではなく平らなところを使うこと。コツコツと卵を軽く打ち付けて、その音が変わったらひびが入った合図です。1人一個卵を持ってよく耳を澄まして音が変わるまで優しく打ち付けます。変わった!と全員その音の変化を聞き分けて器用に指を使って割ることができました。中には黄身と白身を上手に分けている子もいました。割れた卵は箸でよく混ぜておきます。焼く時はジューっという音といい匂いが。綺麗な四角い卵ができました。四つに折って細長く切っていきます。卵は少し力を強く入れただけで壊れてしまう繊細な食材。少し難しいかなと思いましたが子どもたちは優しく抑えてる、細く切る、まな板のはじに寄せるなど一つ一つの動きを丁寧に行っていました。食材を大事に扱っている姿を見ることができました。

次は白玉を作っていきます。順番に粉を大さじ1ずつ入れていきます。指を使って一杯ちょうどになるようにしました。そこにお水を入れたらこねていきます。年中さん組はお団子を作ることに慣れているのかあっという間にお団子の形にしていました。年少さん組は両手を使って丸くするのに苦戦して前後に手を動かしてしまい細長くなってしまいます。丸く縁を描くように動かすんだよと教えたらすぐ習得して綺麗な白玉が完成しました。

最後にどんぶりの形にしていきます。どんぶりにご飯を入れたらみんなが切った錦糸卵を丁寧にのせてうなぎその上にのせます。最後に山椒の葉をのせたら完成です!

いただきます!とその前にみんなに謎の白くて固いものが渡されました。それをお吸い物の中にさっといれて蓋をします。いざ食べるという時に開けてみるとふわふわなお麩になっています!おっきくなったー!と食べ物の変化を楽しんでいました。鰻丼はおかわりをする子も!たくさん食べて最後に桃の入った白玉をデザートに食べ、ごちそうさまをしました。

2024.7.20の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240720_ワジック夏⓸「夏本番!栄養満点御膳」

磯邊季里 @ 2024年07月21日 18:35 コメント: (0)

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