【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ3日目

2024年7月29日

少し肌寒い涼しい朝から1日の始まりです。
みんなにおはよう！と大きな声で挨拶をします。

今日もみんなで朝の体操からです。今日も芝生でラジオ体操第一・第二。今日と昨日と同じマラソンコースを走ります。昨日よりもみんなが早いタイムになったようです。なわとび大会もしました。

《斑尾山1381mの山頂へ》

午前中は、斑尾山へ山登りです。
雲行きが怪しかったので、天気が悪くなる前に帰ってこよう、と雲と勝負をすることにしました。
出発してすぐの道は、角度が40度くらいあるとても急な道です。壁のように聳え立つ山に、少し気が弱くなってしまいます。はぁ大変そうだな、暑いな、と元気のないまま山を登ると、いつまで経っても山頂につきません。塩分チャージをして元気よく登ることにしました。道は、足場が悪い場所も多く、どこに次の足を出せば大変ではないかを考えながら進みます。急な登りが続いたため、みんな汗びっしょりになりました。
ここで一度休憩をし、実験です。
アルミホイルでポケットを作りそのなかに水を入れます。魔法の粉を入れたジップロックにそのアルミホイルを入れて、パンチ！パンチ！
するとアルミホイルが破れて出てきて魔法の粉と水が合体するとどんどん冷たくなりました。
パンチしてくれる人を募ると、元気よく挙手をした子がたくさん。暑さで疲れ切ってしまっているかと思いきや、まだまだ体力は残っているようなので、暑さに負けずに頑張ります。
坂が急で大人でも足取りが重くなってしまうような道でしたが、みんなでお話をしながらなんとか山頂を目指します。

あと、700mほどとなったところで、持ってきたフランスの旗を振ります。パリまで届け！と大きく振りました。山の麓で待っている人たちにも届くように振ると、望遠鏡がなくても、旗がしっかり見えたようです。そして、オリンピックカラーのTシャツのおかげで、今どこにいるのかや、動き出したタイミングまでも麓に届きました。
山頂までは、まだ40分ほどかかります。山の頂きの方は、滑りやすい場所が多く、さらに木であたりが暗くなっていることもあり、つるっとすべってしまうことも。年長さん以上は、それでも泣くことなくパッと立ち上がり、また足を動かし始めます。
そうしていくうちに、ついに山頂に着きました。
先頭にいた子たちは、最後の子を応援して待ちます。先に山頂に着いていた方と仲良く談笑をしたりしまた。ただ山頂の周りは、木や大きな葉に囲まれ、周りの景色が見えません。もう20分ほど歩くと、野尻湖が見渡せ綺麗な景色が見えると教えてもらったので、そこまで行くことにしました。
行くと大きな野尻湖が見え、山の向こうの街までよく見え壮大な景色を見ることができました。それとともにこんなに高いところまで出発から1人も欠けることなく全員で登ってきたのだと、再確認できました。

《一気に山下り》

下山は、登りより比較的に早いペースで歩くことができました。急ぐ必要はないから、一歩ずつ着実に足を進めていきます。滑りやすい場所で尻もちをついてしまうことがたくさんあり、お尻と手が真っ黒になってしまいますが、その分山を一生懸命登ったのだと分かります。
坂が急で草むらの多い場所では、滑り台のようにしてすーっと滑っていけるようだったので、挑戦してみることにします。しかし、なかなか上手に滑れず、横になってゴロゴロ転がっていくことに変更。すると、下の方にくるくる。楽しそうなお顔と、草が絡まった髪の毛が交互に見え、見てる方もつい笑顔になってしまいます。
計4時間ほど、ほとんど休憩なしで歩き続けました。大人も疲れる山を、物申しながらも登山しきりました。
帰ってきたら美味しいお昼ご飯が待っています。
テントの下で、おにぎりや、きゅうり、とうもろこしなどを食べました。

《まだまだ元気一杯》

お昼ご飯が終わったら遊び時間です。
虫探しや、パターンブロック、そして昨日同様水遊びもしました。
また全身びちょびちょになってしまったので、そのままお風呂へ。

《もぎたてとうもろこしとバーベキュー》

その後お稽古をして、夜ご飯の時間が来ました。
今日は、バーベキューです。　
たくさんのお肉とフランクフルト、とうもろこし、しいたけ、きゃべつ、焼きそば。とうもろこしは採れたばかりのもので、丸ごと一本を焼きます。生でも食べれるものですが、焼くと香ばしくさらに甘みが増しました。とうもろこしを綺麗に食べきる選手権を行いました。無駄がないように、なるべく芯の近くまで食べます。慣れてくればもっと上手に食べれそうです。そうしているうちに、丸ごと一本完食した子が現れました。