【食育・ワジック教室】第3回は秋刀魚御膳

2024年10月13日

秋コース第3回は聴覚をテーマとし、秋の味覚の代名詞でもある秋刀魚の塩焼きと栗ご飯をいただきました。

献立
●秋刀魚の塩焼き
●羽釜ご飯
●バターナッツかぼちゃの胡麻和え
●干瓢とわかめの和え物
●茄子の味噌汁
●一口栗ご飯

まずはこの時期ならではのいが栗。ぱっかり割れたところから顔を出している栗をイガイガから取り出します。トゲトゲしていて痛いはずですが子供達の中には痛がらずに触れる子もいてびっくりです。栗には大きく太ったものと痩せているものがありました。大きな栗をボウルにいれて揺らしてみるとコロコロと音がします。小さな方は机に落としてみてもなんだか軽い感じの音で食べられそうにありません。取り出した大きな方だけを使って栗ごはんを作ります。

次に出てきたのは細くて長ーいかんぴょう。大人の身長よりも長いです!最初は何かわからなかった子供達は紐かな?縄跳びかな?と考えました。本当に縄跳びのように丈夫なかんぴょうですが、煮ると柔らかくなります。美味しい干瓢にみんな味見の手が止まりません!小さく手で割いてわかめと和え、美味しい和え物にしました。

次は大きなかぼちゃを切っていきます。今回使うのは普段見慣れたかぼちゃとは色も形も違うバターナッツかぼちゃです。かぼちゃのおなかの中はどんなかな?と想像を膨らませながら切ってみます。固いかぼちゃは包丁を入れるとパキパキっと音がします。開くと中には種がいっぱい!種を全部取り出して薄く切っていきます。固いので包丁で切るのは大変なはずですが、子供達は自分たちで均等な大きさに上手に切っていて驚きました。切ったかぼちゃは胡麻和えにします。胡麻を擦る時はどんな音がするか、擦り続けるとどう音が変化するか聴いてみました。今日は初めて来たお友達もいたので、慣れている子たちがやり方を教えてあげたり、すり鉢を支えてあげたりする姿がありました。

最後は今日の主役の秋刀魚が登場!発砲スチロールの蓋をあけると冷たい氷水に秋刀魚がいっぱい。その中から自分が食べたい秋刀魚を選びました。新鮮な秋刀魚は体がピンっとしていてまさに刀のよう。優しく水気をとって、塩を上の方からパラパラと雪が降るようにふったらすぐに焼いていきます!はじめのうちはあまり焼ける音がしなかったのが、だんだん脂が出てきて、パチパチはじけるような音が聞こえてきました。焼くうちに秋刀魚の色、目の色の変化があったり、ヒレが反り上がってきたりしました。みんな自分の魚はどれだろう?とよく観察していました。焼けた秋刀魚からは美味しそうな匂いが!お腹はペコペコです!秋刀魚は手の臭みを取る効果があるカボスと一緒にいただきます。

食欲の秋だからか、なんとみんな秋刀魚を一尾完食しました!!他のものもたくさんたくさんおかわりしてお腹いっぱいでごちそうさまをしました。

2024.10.12の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20241012「秋刀魚御膳」
閲覧期限:2024年10月19日

磯邊季里 @ 2024年10月13日 18:46 コメント: (0)

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