【食育・ワジック教室】秋コースの締めくくり

2024年11月24日

いよいよ秋コースも第6回を迎えました。これまでに扱った食材をふんだんに使って、みんなで賑やかな食卓を囲める御膳が出来上がりました。

献立
●鳥つくね串
●羽釜ご飯
●なめこのお味噌汁
●出汁巻き玉子
●秋の煮物
●厚揚げのたっぷり鰹節のせ
●大学いも
●旬のくだもの みかん

 まずは今回使うたくさんの野菜の絵を描いていきます!にんじんやさつま芋、ごぼうを見てこれは全部土の中からきてるから泥がついてるね、と話していました。みんな絵を描くときはよく観察して紙いっぱいに形をとることができています。4本のさつま芋も形の違いを表現しようとする子もいて、同じ種類でもそれぞれ違ってみえているのが分かります。描いたものから早速洗って切ります。にんじんは輪切り、ごぼうはななめに、さつま芋は乱切りに、と様々な形にします。硬い野菜たちですが包丁をかっくんかっくんと角度を変えていくことで切ることができました。輪切りにしたにんじんをまた元に戻して輪切りタワーを作ってみる子もいました。

 野菜が切れたらごはんを炊いていきます。お米を洗うチーム、水を入れるチームに分かれて協力して作業をしていきます。このとき、手のひらにお米がつきやすいので両手を使って落とすことで一粒も無駄にしないようにします。並行してお出汁も取っていきます。昆布も鰹節ももう見慣れた食材になってきたことでしょう。初めて昆布の香りを嗅いだときに「うわ、海のにおいがする!」と敬遠していた子が、今回は「昆布のにおいだね、もう臭くない」と同じ香りを嗅いでも感じ方が変わったことを教えてくれました。

最後はだし巻き卵を作っていきます。前回も作っただし巻き卵ですが、その時はお姉さんお兄さんにまかせて小さい子チームはその様子を観察していました。でも今日は「僕がやりたい」と幼稚園生からも声が上がったのでみんなで作ることにしました。油を引いて、滑り台のように卵を滑らせ、また油を引いて卵を入れてひっくり返す、という作業を交代交代で行っていきます。1番難しいはずのひっくり返す作業ですが、上手に箸を使っていつのまにかできるようになっていて子どもの成長した姿をみることができました。

美味しそうなお料理が完成しました!食卓の用意をしていただきます。配膳も6回目ともなると手際よく進んでいきます。「お味噌汁は右だよね?」「お箸の向きが反対だよ」など子ども達同士でのやりとりも聞こえてくるようになりました。
「おなかがぺこぺこ~」と席についただけあり、次々とおかわりをしてなんと羽釜ごはんは完売!最後は今月お誕生日のお友達がいたので生米から作ったもちもちカップケーキでお祝いし、みんなでいただきました。

2024.11.23の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20241123「さあにぎやかにいただく御膳」

磯邊季里 @ 2024年11月24日 20:17 コメント: (0)

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