【五感磨き遠足】冬野菜収穫に行きました!
2024年12月3日
《冬野菜はどんなものがあるかな?》
前週のみかん狩りに続いて、今度は冬野菜収穫です。毎年お世話になっている世田谷の農園で冬野菜を収穫させていただきます。畑につくと、きれいに整理整頓された畑の中に緑の濃いお野菜がずらりと並んでいます。2歳3歳の子ども達は、普段お家やスーパーでみるお野菜と様子が違うからか、「なんの野菜?」と目の前の野菜にピンと来ていないようでした。葉っぱが生い茂っているところに近づいてしゃがんで、「あ、だいこん!」と少し顔を出している大根に気がつきました。
《自然のもの》
今年の収穫は例年と異なることがありました。
まず1つ目が収穫の時期です。例年12月第2週あたりに行なってきましたが、今年は気温が高いため大根の育ちが早く、これ以上育つと水分が多くなりすぎて割れてきてしまうとのことで、11月最後と時期を前倒しすることになりました。
そして2つ目が収穫するお野菜です。今年は大根と長葱に加えて、白菜の代わりに小松菜を収穫することになりました。白菜は気温が下がると巻いてくるそうで、今年はまだまだ巻きが足りず大根とは逆にもう少し収穫時期を遅らせるそうです。畑の白菜を見せていただくと、確かによく見る白菜とは違って大きな花が咲いているように葉っぱが広がっていました。「寒くなるとここからキュッと巻いて、玉になっていくのよ」とお話しを伺い、まだまだ知らないことが沢山あることを実感しました。
《狙いを定めて収穫!》
収穫の前にそれぞれのお野菜の収穫の仕方を教えていただきます。どんなものを選ぶとよいか、どこを持ったらよいか、より美味しい野菜を収穫するために一生懸命お手本をみる子ども達。特に毎年参加している子は、去年のはこんなのだったなど思いだしながら、今年も畑で一番美味しそうなのを収穫しようと歩き回って吟味する姿は真剣そのものです。小さい子たちが収穫するときには、「これがいいんじゃない?」「こっちのほうが太くて美味しそうだよ」と手伝う姿も見られました。同じ畑で育っていても、見れば育ち具合は様々なのが良く分かります。それぞれ自分で決めたお野菜を収穫し、大事に抱えて運んでいきました。
《見たままを表現》
収穫の後はお絵描きタイムです。知っている野菜なので、ついつい頭の中のイメージを描いてしまうのですが、せっかく目の前に本物が広がっているので、とにかくよく見て、収穫した時の感触なども一緒に表現してみます。収穫のときと同じように、狙いをさだめて細かく観察していると、全体を見ている時とは違う発見があります。そうした小さな発見をそのまま紙に描くという積み重ねで、それぞれの目に見えている生き生きとした世界が十人十色に描かれていきました。
持って帰ったお野菜がどんなお料理に姿を変えていくのか、子ども達から話を聞くのが楽しみです。
飯田農園の皆さま、今年もありがとうございました。
《アルバム》
2024.11.30の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 冬野菜収穫遠足 20241130
閲覧期限:2024年12月9日