<こひつじかい>斑尾キャンプ2014-1日目

2014年7月27日

 7月27日~31日、4泊5日の行程で長野県と新潟県の境にある斑尾高原にてサマーキャンプを行いました。今年のテーマは「お祭り」で、 年少さん~小学校2年生までの子ども達22人が参加しました。斑尾高原はとても涼しく東京の暑さを忘れることのできる場所です。宿泊した斑尾高原ホテルはスキー場を併設しており、目の前に広がる大自然は子ども達がたくましく成長できる環境です。

 27日朝早く、集合場所の東京駅にはキャンプを楽しみにしていた子ども達がたくさん集まり、これから始まるキャンプに気持ちが高鳴ります。お父様、お母様に「行って来ます」のハグをし、さぁ出発。少し不安そうな子も、ホームにつくと笑顔になり新幹線に乗り込みます。新幹線の中では初めて会う子ともみんなでおしゃべりをし、すれ違う電車がどんな色をしているかを眺めます。電車に乗ること1時間30分、長野駅に到着です。駅からバスに乗り込み斑尾高原ホテルに向かいます。バスの中では山の木々を眺め「なんであの木は白いのだろう?」と普段見ることのできない大自然に興味津々です。

 ホテルに着くとホテルの方々が出迎えてくださり、「よろしくお願いします」の挨拶をして中に入ります。お腹をすかせた子ども達は早速ウェルカムランチをいただきます。ウェルカムランチでは、山で採れた新鮮なお野菜やおいしいお水をいただきました。ご飯はすべてバイキング形式で、食べる時のお約束として①いろいろな物を食べる②食べられる分だけ取る③レストランは走らない、を守るようにしました。食事の中でのマナーを身に着けることもこのキャンプの醍醐味です。キャンプでは他にも体操、コロボックルの森、お風呂についてそれぞれ3つのルールを設けました。子ども達がルールをもとに自分で考え自分で行動できるようになるためです。スタッフもすぐには手を出さず、ヒントになるような声掛けをするようにしています。

 さて、食事のあとは少し座って休憩と言いたいところですが、子ども達にそんな時間はありません。早速スキー場に行き目の前に広がる大自然に大はしゃぎ。バッタを捕まえる子、山羊さんに餌をあげる子、タンポポで花束を作る子などさまざまです。バッタの取り方が分からない年少さんには年長さんや小学生が取り方を教えてあげます。キャンプでは先生が小さい子の面倒をすべて見るのではなく年上の子が年下の子に教えてあげたり、手伝ってあげたりします。年長さんがお父さんとお母さんということで、常に自分だけでなく同じチームの子どものことを気にかけ、フォローしてあげようと事前に話しています。

 さあ、たくさん遊んだあとはブルーベリージャム作りです。お祭りでやる出店ごとに、たこ焼きチーム、やきそばチーム、かき氷チーム、風車チームに分かれて作ります。昨年作ったことのある年長さんがリーダーシップを発揮します。お鍋はとても熱く、触らないように気を付けながらかき混ぜます。年長さんが熱いのが怖くて混ぜることの出来ない子の手をとり一緒に混ぜます。すると怖がる表情を一変させ、安心しきった表情で楽しそうに作っていました。作り終えたらパンにつけて味見をします。おいしくできたかな?子ども達から「甘くておいしーい!」の声がぞくぞくと聞こえてきます。自分達で作るジャムはいつも食べるジャムよりもずっと甘くておいしいのです。
 続いてお祭りに使うおみこし作りです。おみこしをチームに分かれて飾りつけします。折り紙をはる子、星をつける子など、一人一人のアイデアを集めて完成させます。完成した世界に一つだけのおみこしはキラキラ輝いており、かつぐ日が楽しみです。もうひとつ、お祭りに必要なはっぴ作りです。自分のチームの色のはっぴを作ります。

お祭りの準備をしているとあっという間に夕食の時間。レストランでたくさんのおいしい料理をいただきます。デザートにはチョコレートフォンデュやアイスクリームがあり、子ども達は何回もおかわりしました。

 夕食のあとは絵本を読んでもらい、みんなでお風呂に入ります。みんなで入る温泉はとても気持ちの良いものです。お風呂を上がると布団に入り疲れた子ども達はぐっすりと眠りました。

磯邊季里 @ 2014年07月27日 20:26 コメント: (0)

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