<こひつじかい>年長クラス1day campをしました!1日目

2014年8月27日

夏期講習や斑尾キャンプなどを通じ、この夏も大きく成長した子ども達。なかでも年長さんは、秋には小学校受験という節目を迎えます。彼らの自信を盛り上げるために、DAY CAMPを行いました。受験という言葉は脇に置いておいて、純粋にのびのびと夏を楽しみ学ぶ様子をお伝えします。

1日目(8/20)
年長さんがスリーピングバッグと紙袋を持って、9時に田園調布教室に集合。お庭のセミ達も元気に歓迎しDAY CAMPが始まりました。
生活ができるようにお部屋を準備したら、お絵かきタイムです。鏡を見ながら自画像を描いたり、ランチのために用意されたお野菜を描きます。「上海焼きそば」に入れる長ネギ、にんじん、しいたけ、エリンギ、しめじ、キャベツ、もやしを、本物らしくおいしそうに、みずみずしく、ふかふかに、など、よく観察して描きました。

お絵かきで食材に親しんだら次はお料理です。各々担当に分かれて役割を一生懸命に努めます。固いお野菜やシャキシャキに仕上げたいお野菜など、食材に合わせて調理することも学びました。

テーブルセッティングも子ど達がやります。お手本と同じように並べることは、簡単そうでいてなかなか大変です。けれども、子ども達だけで準備したランチのとてもおいしそうなこと!「いただきます!」と元気いっぱいにお皿に盛り、うれしそうに作り方や切り方などのお話が弾み、「おいしい!おいしい!」と大満足です。ランチには朝早く作られ、お鍋を新聞紙とタオルで巻いて保温されていた「肉じゃが」も登場しました。この保温力には子ども達もびっくり!新聞紙の役目を知りました。

さあ、午後はお出かけです。川崎の梨園と多摩川へ行きます。梨園では、長年大切に梨を育ててきた90歳のおばあちゃまと出会い、一つ一つ手作業で、まるで自分の子どものように梨を育てていることを教わりました。みんなも大切に丁寧に梨を扱い、梨もぎを楽しむことができました。梨園ではお絵かきと園内探検もしました。スプリンクラーや、カラスなどから果実を守るネットについて学びました。

続いて行った多摩川では、川の水の様子を観察したり川の怖さについてお話したあと、川遊びを楽しみました。おひさまのキラキラした光が水面に映り、宝石をちりばめたよう。でも子ども達の笑顔はそれに負けないくらいに輝いていました。それぞれ工夫しながら川遊びをしたあと、みんなで石投げ競争をしました。はじめは上手に出来なくても、繰り返し投げるうちに、あたかも野球のピッチャーのように上手になりました。そのあとの潜りっこでは、みんなで手をつなぎ大きな輪を作って潜っていました。最初はこわごわやっていた子も、みんなのパワーで沢山潜れるようになりました。

そろそろおうちに帰る時間です。車ですぐなので、バスタオルを巻いて水着のまま帰ります。その様子はまるで都会とは思えない田舎の光景です。都会にもまだまだ沢山自然を感じられる場所があります。多摩川の石を一つ、おみやげに持って帰りました。

帰宅してからお夕食までも、子ども達は入浴、水着の洗濯とテキパキこなします。今日のお夕食は夏野菜たっぷりのBBQです!お野菜やイカ、ハンバーグなど班ごとに分かれて準備します。特にハンバーグには沢山の工程があることを体感しながら、大人顔負けなほど上手にできたりしました。

沢山遊んだのでとっても良く食べ、完食!やはり、みんなでお話しながら笑いながら、そして自分達で一生懸命に作ったものは最高に素敵な食卓を作ることを感じました。「ぼくはいっぱい食べられるようになったんだ!だからなんでもできるようになると思うよ!」と自信が湧いてきた一幕もありました。
夕食作りでも一汗かいたので、食後にもう一度シャワーを浴びたら、スリーピングバッグの準備です。これも楽しいイベントで、マット代わりにでんぐりかえしをしてみたり、トンネルのように入ってみたり大はしゃぎです。就寝時間になりスリーピングバッグに入っても、普段のベッドやお布団と違うので楽しくなってしまいます。でも電気を消して30分くらいしたら、スースーと気持ち良さそうな寝息が聞こえてきました。
最後までみんなの笑い声がこだましていて、今日一日が楽しかったことを感じられ、こちらも幸せを感じながら夜を過ごしました。どんな夢の世界にいるのでしょうね?

磯邊季里 @ 2014年08月27日 21:58 コメント: (0)

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