<バンコク>「パターンブロックイベント@TOYBOX〜かず〜」
2014年9月27日
『<バンコク>「パターンブロックイベント@TOYBOX〜かず〜」』
TOYBOXで二日目のパターンブロックのイベントを行いました。初日に続き午前中から教室は満員御礼。今日のテーマは「かず」。
早速、今日の日付「9月28日」をパターンブロックで作成しました。数字だけではなく「がつ」や「にち」という複雑な図形までつくりました。
パターンブロックでは色々なブロックを使って六角形をつくることができます。下の写真は子ども達それぞれが自分で考えて思いついた方法で六角形表したものです。「こんな方法でも出来た」「緑色のブロックだけでつくることができたよ」と声があがりました。決められた解答がなく、子ども自身が能動的に答えをつくっていくところにパターンブロックの面白さがあります。また、この活動が分数理解に繋がっていることに気づいている子どもはいない様子です。
次は、ブロックを置いて動物達をかくします。「かくれんぼだね」といいながら黄色で豚さんを、青色で羊さんをかくしました。「さあ、何匹いたかなあ」かくしたブロックを並び直せばあっという間に豚さんと羊さんのかずが分かりました!
「自分の好きなお家をつくってみよう!」真っ白な色をした家に色をつけて素敵なお家をつくりました。驚いたのは、11人もいる子ども達の解答の中にひとつも同じ解答がないということです。使ったブロックの「かず」も違えば「色」も違います。完成した友達のお家を見ては、きれいだね、かっこいいねと子ども達同士も盛り上がっていました。
こんなに高く積む事ができる、こんなに長く伸ばす事ができる、子ども達もブロックの使い方を無限に感じていた事でしょう。
二日間のイベント終えて
子どもたちの様々な変化を感じました。クラスが始まると、先生から魔法をかけられたように徐々に集中していく空気。始めはパターンブロックに興味も示さず遊べなかった子どもが、少しパターンブロックに触れるだけで(並べる、積み上げる、形をつくるという動作を教えるだけで)パターンブロックに取り組んでいました。印象的だったのは、物語をつくる授業です。先生の「これは何?どんな世界?」という発問に、子どもが「これは海」「こっちは火の世界」と応える。が物語のようなことを想像していた子どももいました。一見ただブロックを積み上げているようにしか見えませんが、そこには子どもたちの世界がありました。子どもたちから言葉・創造力を引き出すことがどういうことなのか、そばで見てくださったお父様、お母様方も感じることができたのではないでしょうか。
二日間のイベントに足を運んでくれたお父様、お母様、子ども達に感謝申し上げます。特に二日目は足下が悪い中、ご参加いただきありがとうございました。
次回のイベントは11月に行う予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。