<バンコク>第3回パターンブロックで遊ぼう!学ぼう!@TOY BOX

2014年11月26日

9月に第2回を開催し、ご好評をいただきましたTOY BOXでのパターンブロックイベントの第3回が11月23日に行われました。
今回は、全てクラス形式にして、年齢別に「ことば」と「かず」のクラスを行ないました。
どのクラスも指の体操からスタートです。
腕を大きく曲げ伸ばししながら、グーパーグーパーと指を動かします。次に指で数を数えます。
手の動きに合わせて、「グーパー」「1、2、3、、、」と声も出していきます。
頭も指も動き始めたところで、「はじまるよ!」の遊び歌とともにきちんと椅子に座ります。
メリハリをつけてやることが分かれば、2歳の子でも1時間ちゃんと座ってお稽古が出来ます。

ことばのクラスでは、仲間わけやしりとり、言葉遊びをしました。
どうぶつ、むし、さかな、とりと色々な仲間が見つかりました。
出てきた生き物を使って色々なクイズもしました。
カメが出てくるお話は?
はとの出てくる歌は知ってる?
関連付けて、沢山の会話をすることで、知識の幅もどんどん広がっていきます。
年長さんのクラスでは、緑のブロックだけを使ってしりとりをしました。
しりとりが出来たら、今使ったブロックだけで何かを作ります。
毎回同じ星の形を作ってお空にする子や、使ったブロックの数によって大きな木と小さな木を作る子など表現の仕方は様々です。
言葉遊びで聞いた「そらまめのうた」は日本のお稽古の子ども達同様、すぐにみんな気に入って、最後の自由遊びの間も口ずさんでいました。
リズムよく入ってきて、日本語の面白さに興味津々でした。

数のクラスでは、数詞や1~5の数を遊びながら学びました。
数詞は日本ならではの表現です。まだ小さいからと、何でも1個、2個で良し!ということはありません。
お勉強として無理やり教え込むのではなく、会話に出てきた時に、正しい数え方を伝えてあげることで自然と身についていきます。
会話の中で、こんなやり取りがありました。
靴の数え方は?―1足、2足
じゃあ、今日はみんなは何足の靴を履いてきた?―2足?1足かな?
靴は右足と左足がセットだから、合わせて1足になるんだよ―そっか!そうなんだ!
このような発見を積み重ねていくと、じゃあこれはどう数えるのかな?と色々なものに目が向くようになります。
また、正解が分かっていると、わざと違うことを言って遊んでみたり、会話がどんどん楽しくなっていきます。

子ども達の「知りたい!」という力は、無限の可能性を秘めています。
興味のアンテナがたって、あっという間に沢山のことを吸収していく姿にはいつも驚かされます。
今回のイベントでも、最初はよく分からず、椅子に座っていることも落ち着かない様子だった子がいました。
あまり楽しくないのかな?と思っていましたが、だんだんとパターンブロックの仕組みに気が付きはじめ表情が変わってきました。
最後の方は、もう分かっちゃったもんね!楽しいね!と本当に楽しそうに。
ついには、ぼくはもう一回やると、次の回まで参加してくれました。
次の時間に初めて来た子に「これ、面白いんだよね~」とちょっぴり得意そうに話す姿は、1時間前とは全くの別人でした。
みんなが「またね!」と元気に帰ってくれる時は、私たちにとっても嬉しい瞬間です。
今回も、多くの皆さまと学びの時間を共有でき、素敵な時間を過ごすことが出来ました。
初めてのご参加の方も、前回も来てくださった方も本当にありがとうございました。

磯邊季里 @ 2014年11月26日 09:43 コメント: (0)

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