<こひつじかい>クリスマス会をしました!

2014年12月25日

12月20日(日)、子ども達が楽しみにしていたクリスマス会をしました。外はどんよりとした寒い冬空ですが、子ども達は元気いっぱいに次々と会場に集まって来ます。今日の活動は4人の縦割り班で行い、年長さんはチームのお父さん、お母さんです。工作やランチ作りなど、チームの皆がスムーズに作業できるよう注意をしなければいけません。それぞれが作ってきたクリスマスの飾りを先生方に飾っていただいて、会場装飾の仕上げをしたら、さあクリスマス会のはじまりです!

まず、お米と靴下を使ったスノーマン作りをします。夏のキャンプで虫除けのときに覚えた「漏斗(じょうご)」ー子ども達はちゃんと覚えていましたーを使って、ひと粒残らずお米を靴下に入れ、輪ゴムで縛ったらひと安心。落ち着いて、けれども手早く、小さな指で上手に輪ゴムやリボン、色々な飾りをつまみボンドで付けて、世界にひとつのかわいらしいスノーマンを作りました。身近な材料を工夫することで全く違うものに仕立てる、工作ではこのちょっとしたサプライズ感を楽しむこともできますね。

次は今日のランチで使うランチョンマットとカトラリー入れを作ります。緑色の折り紙を使ってモミの木を作りますが、どのように切れば折り紙を無駄なく使うことができるのかを考えたり、きれいな形にするための折れ線(はさみで切る線)を作るのも意外と難しいものです。年長さんが小さな子ども達を手伝って、何とか見本のようなランチョンマットとカトラリー入れができました。

テーブルの上にクリスマスのモチーフが増え、雰囲気が盛り上がったところで今度はランチ作りにとりかかります。先ほど工作をしているときに、ごはんが炊ける何とも良い匂いがしていました。お米をどのように準備して、どんな道具で炊いて、炊き上がったらいただくまでにどんな工程があるのかを、先生と一緒に確認しました。炊き立てのごはんから立ち上る湯気を見てしまうと、子ども達のお腹はグーグーです!さあ、急いでお昼ごはんにいたしましょう。炊き立てのごはんで元気玉を作ります。年長さんはこの秋何度も作って食べ、力を付けた元気玉を、こひつじかいの皆で作って食べることができ、きっと嬉しくなったことでしょう。子ども達の小さな手でにぎるおにぎりですが、元気玉の名の通り、いくつもおかわりをして元気がもりもりわくような、そんなこひつじかいのソウルフードなのです。そりに見立てた入れ物に元気玉を乗せたら、鶏のから揚げやポテト、お野菜を先生に盛り付けていただきます。クリスマスの前には冬至があり、かぼちゃを食べると風邪をひかないと言われていますね。かぼちゃが苦手な子どもがいるかもしれませんが、元気に冬を過ごすために、今日は全員でいただきます。

お食事の準備ができたところで、皆で元気にいただきます!今日は特別にまるでシャンパンのようなすてきな飲み物もあります。元気玉やから揚げをおかわりするほど、子ども達はよく食べます。かぼちゃも皆残さずいただくことができました。デザートのヨーグルトのパンナコッタが配られた後、お家へのお土産用の「トナカイさんのドーナツ」作りをしました。ドーナツ、芋けんぴ、チョコレート菓子、ホイップクリームなどを使って愛嬌たっぷりでかわいらしい表情のトナカイに仕上がりました。

さあ、最後はプレゼント交換です。皆で練習したお歌「赤鼻のトナカイ」に合わせ、プレゼントを順々に渡していきます。小さな子どもにとっては歌いながら次へ渡すことは難しく、なかなかスムーズにできない一コマもありましたが、皆すてきなプレゼントをいただいてとても嬉しそうでした。

お父様、お母様にお迎えに来ていただき、皆でご挨拶をして解散となりました。工作や元気玉作り、デザート作りと盛りだくさんな一日でした。上手に出来た子もあまり上手に出来なかった子もいたかもしれません。けれども最後まで自分で作りあげ、やり遂げたことは確かです。今年最後の活動だったクリスマス会で、いつもこひつじかいが大切に行ってきたことが達成でき、とても良かったと思います。さあ、本当のクリスマスには子ども達のところへサンタさんはどんなプレゼントを持ってきてくださるのでしょう?寒い季節ですが、全員元気に楽しい冬休みをご家族と過ごされますように。

今年一年、様々な活動にご理解、ご協力いただきましたことに深く感謝いたします。本当にありがとうございました。新しい年が皆さまにとってすばらしい一年になりますようお祈り申しあげます。

磯邊季里 @ 2014年12月25日 18:04 コメント: (0)

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