<バンコク>かけっこセミナー第1部
2015年5月29日
5月22日、バンコクで子どものかけっこに関するイベントが開催されました。今回は参加してくださったあるお母様から寄せられたコメントをご紹介します。
「子どものかけっこはぐんぐん速くなる」、 本当なのかな?と半信半疑で参加したのですが、バンコクという都会では子どもが走る機会が少なく(ほとんどないのが現状)、体力も低下している状況で、実は藁にもすがる思いでした。
セミナーは講義とワークショップがあり大変参考になりました。子どもは親を見て育つと言いますが、まさか歩く姿勢などもまねられているとは思っておりませんでした。そして私自身が一番良くなかったことは、子どもが運動している姿を見て、「だめ」「危ない」と言ってばかりだったことです。その言葉によって、子どもの「やりたい」という芽を摘んでしまっていたのだと反省しました。
また、運動は行う頻度によって随分差がつくと思いました。5歳の男の子の例として、トライアスロンに出場したり、マラソンを走っているケースを知りとても驚きました。
そしてワークショップでは、立つ姿勢としてどのような姿勢が正しいのか、正しくするためにどのような運動方法があるかを学びました。 まず、壁に体をつけてまっすぐ立ち、足を上げる。これがうまくできないことを発見しました。実は普段から、まっすぐ立っていない習慣になっていたのだと改めて気づきました。 そして、ひよこ歩きの練習をしました。ミニラダーというツールを使って、腰を曲げて、足先を床につけてひよこのように歩きます。なかなか難しいのですが、走り始めは、最初に地面を下に見て走ることが正しい方法だそうでとても勉強になりました。その他にも、組み合わせた練習方法を学びました。
今日教えていただいたことは家庭でも簡単にできそうなので、早速実践しようと思います。 私も含めて、多くのお母様は運動に関して先生任せにしてしまうところがあるように思いますが、家庭で一緒にやることで、楽しみながら子供の姿勢やフォームなどの指導ができるようになれるのではないかと感じました。
幼稚園の園長先生を始め、スポーツクラブを主催している方、子どもの体操の先生方などなど、子どもを指導しておられる方も多数参加されました。専門分野の方には、十も承知のことですが、違った視点からの指導に耳を傾けていただきました。
子ども達は十人十色。その子ども達にあった指導をすることによって、上手に吸収して、身に着けてくれます。
いよいよ30日は、実践編。朝のすがすがしい空気を存分に浴びながら、思いっきり身体を動かしてほしいと思っています。
きっと、公園中に、元気な声がこだますると思います。
楽しい時間の中に、気づきがたくさんあるようにワクワクしながら、準備を進めております。