<こひつじかい>斑尾キャンプ 1日目
2015年7月27日
7月25日(土)、いよいよ今日から斑尾高原にて夏のサマーキャンプがはじまります!今年のテーマは「木」で、2才から小学校6年生までの31人が参加となりました。参加者は学年の壁を越えた4チームに分かれ、協力しあい5日間を過ごしていきます。東京は出発前日はものすごい雷雨でしたが、当日の斑尾高原は雲ひとつない快晴に恵まれました。斑尾高原は自然豊かな環境で、子ども達がのびのびと過ごすにはもってこいの場所です。
7時前から子ども達は東京駅のホームに集まりはじめ、お母様方とお別れのハグをして、ワクワクした気持ちで新幹線に乗り込みました。新幹線の中では折り紙大会が始まり、上級生が下級生に折り方を教えている様子が伺えました。今年は昨年までと異なり、新たに北陸新幹線が開通したことで、長野駅での乗り換えがなくなり、飯山駅から直接斑尾高原ホテルへ向かえるようになりました。
おかげでホテルまでの道中、「木島平村」でのジャガイモ掘り体験や郷の家の釜戸で火おこし体験をさせてもらうことが可能になりました。
ジャガイモ掘り体験では農家の方の説明を聞いてから、さあスタート!一番おいしそうなジャガイモを求めて必死に探しはじめます。顔や体中がドロまみれになるのも気にせず、自分の気に入ったジャガイモをどんどん袋に入れていきます。あっという間に袋はパンパンになり、「こんなに重いの持てないよ!」と言いつつ自慢げに報告してくれました。ドロドロになった手足を湧き水で洗うと、普段は味わうことのできない山の水の冷たさに驚いているようでした。こちらの農園には他にもトウモロコシやズッキーニなどの様々な野菜があり、日頃スーパーで見る野菜の育ち方を間近で見ることができました。
お腹の空いた子ども達は、お昼ご飯を食べるために郷の家に向かいます。こちらの家は約100年前に作られ、釜戸や囲炉裏などがあり、現代と昔の生活の違いを感じることができました。子ども達は順番に釜戸の中に薪を入れて、みんなで火をおこすことに成功しました。自分達で炊いたご飯で元気玉を作り、郷の家の方に作っていただいた夕顔のお味噌汁や芋煮をおいしく頂きました。また、日頃は食べることのない採れたてのキュウリやトウモロコシに丸ごとかぶりつきました。
その後ホテルへ向かうバスの中では「100%勇気」をみんなで熱唱し、ノリノリのままホテルへ到着しました。到着後すぐにブルーベリージャム作りを開始しました。ジャム作りはチームで行い、昨年作ったことのある上級生は下級生に気を配っていました。下級生も火の熱さに耐えながら一生懸命鍋をかき回し、それぞれのチームの味のジャムができました。
まだまだ元気な子ども達にとって、待ちに待った遊びの時間がやってきました。コロボックルの森にはヤギやバッタなどのたくさんの生き物がいます。虫かごと虫あみを持って、元気に駆け回っていました。セミの抜け殻や虫かごにいっぱいの虫を持って来ては誇らしげな表情をしていました。
夕食はバイキングで、山で採れた新鮮なお野菜や美味しいお水を頂きました。一人一人が自分で食べきれる量を考え、食事をすることができました。食事中のマナーを身につけることもキャンプの醍醐味です。
食事の後、年中さん以上は「赤池ミステリーツアー」へ出発!バスで真っ暗な夜道を走ることで、子ども達の興奮は最高潮です。池に到着し、インストラクターの方の説明を聞き、ライフジャケットを着てボートに乗り込みます。しばらくすると、蛍や夜空一面に輝やく星が見え、歓声の声が上がります。ここでしかできない体験です。あまりの心地よさに、ボートの中でうたた寝をしている子もいました。
明日もまだまだ楽しみなことがたくさんあります。しっかり休み、元気に朝を迎えましょう!