<こひつじかい>大根堀り遠足
2015年12月14日
今日は朝体操をしてから大根掘りへ向かいました。
朝から公園で元気いっぱい体操をしていた子ども達は、お部屋に戻るとすぐに大根掘りへの出発準備に取り掛かりました。自分の荷物を全てリュックにまとめ、準備万端なようすです。まずはバスで渋谷へ向かい、電車に乗り換えて用賀へ向かいます。駅からは歩いて畑へ行きました。畑には長ネギや小松菜、白菜、大根などのたくさんの野菜がありました。
畑に着くとまずは長ネギと白菜畑のお絵かきです。お天気がとても良い日だったので、子ども達は「お天気が良いからネギはもっともっと伸びちゃうね」「大根も白菜も大きくなっちゃうよ」「でも雨が降っても野菜は大きくなっちゃうよ」とお話していました。
お絵かきを終え、大根掘りのための腹ごしらえとしてお弁当を食べます。どのお弁当も色とりどりで、とても美味しそうでした。
お弁当を食べ終え、いよいよ白菜、大根、小松菜の収穫です。白菜の収穫では白菜を手前に押し倒します。子ども達の体と同じくらいの大きさの白菜なので、押し倒すためにはとても力が必要でした。小学生のお兄さまお姉さま、年長さんは自力で収穫していてとても力強かったです。子ども達は白菜の葉を触り感触や重さを楽しんで感じていました。
次はいよいよ大根掘りです。収穫方法は、土から大根をまっすぐ引っ張るのですが、これは大人の力でもなかなか抜けませんでした。農家の方の力をお借りしながら、大根を抜きました。土の中から出てきた大根は、子ども達の身長と同じくらいの大きさで、子ども達はとても嬉しそうに「大きな大根とれたよー!」と持っていました。女の子たちが運んでくる様子は、まるで大根の葉っぱのドレスを着ているみたいでした。YくんとKくんは「双子の大根とれたー!」「足が生えてる大根とれたー!」と不思議な形をした大根をとって大喜びをしていました。大根畑を歩いていると、中には小さな大根もあり、それを発見したRちゃんは「かわいいね、これから大きくなるのかな?」と小さな大根に話しかけていました。
根元から優しくとる小松菜は、大根や白菜よりも収穫しやすく、子ども達は夢中になってビニール袋にいっぱいになるまでとっていました。
一通り収穫を終えると、近くにある公園でおやつを食べ、鬼ごっこや遊具でたくさん遊びました。年長さん達は、鬼ごっこをしてたくさん走り回っていました。ブランコが得意なYちゃんは、とても高くまでブランコをゆらしていました。鉄棒が得意な子どもが多く、豚の丸焼きや前回りなどの技を見せ合っていました。
たくさん収穫し、体を動かした子どもたちは、きっとお家で大根、白菜、小松菜を美味しく食べたことでしょう。これから寒さが本番になりますが、子ども達には冬野菜の恵みを体いっぱいに受けて、元気に過ごしていってほしいと思います。