<こひつじかい>みかん狩り

2015年12月18日

 12月6日、みかん狩り遠足に行きました。当日は冷え込みましたが、良いお天気に恵まれました。朝8時に田園調布に集合し、お見送りに来てくださったお父様やお母様にご挨拶をして出発です。今回の遠足はいつもと異なり、バスでの移動になります。お世話になる運転手さんにもご挨拶をして、神奈川県の大磯を目指します。公共の乗り物ではきちんとマナーを守る子ども達ですが、バス移動ということで色々なお話をすることができ、とても盛り上がりました。途中、車窓からは富士山がきれいに見え、子ども達は釘づけの様子でした。バスの中で楽しい時間を過ごしていると、あっという間に目的地に到着しました。

 バスを降りるとみかんの木がたくさん生えている段々畑が広がっていました。みかん園の方の説明を伺って、さっそくみかん狩りにとりかかります。

そしてもちろん、とったばかりのみかんを食べてみます。自分で収穫してそのまま食べるみかんの味は格別でした。その後、自由にみかんを食べながらお土産用のみかんの収穫を行いました。甘いみかんが一面に広がるなかで、子ども達は幸せそうな表情で収穫を行っていました。おひさまによく当たっているみかんは甘いということに気付いた子ども達は、背伸びをしながら高いところにあるみかんを収穫しようとしていました。途中でみかんを食べて休憩をしながら夢中で収穫をしました。配られた袋をみかんでいっぱいにして、無事収穫を終えました。

 収穫を終えると、お昼ごはんの時間です。お母様が作ってくださったおいしいお弁当を食べると、子ども達には笑みがこぼれます。中にはみかんのデコレーションがされた、かわいらしいお弁当を持ってきた子どももいました。

 お弁当を食べ終えるとお絵描きの時間です。子ども達は実際にみかんの木の下に行き、よく観察しながら、みかんの鮮やかなオレンジ色や木の特徴、みかん狩りをする自分を紙いっぱいに描きました。

 その後、みかん園のなかで自由に遊びました。普段やっている「氷おに」でも、段々のある山の斜面となると逃げ方が異なってきます。子ども達はたくさん考えながらいかに逃げ切るかを意識して楽しく遊びました。急斜面を駆け上がってみたり、時には転がったり体をたくさん動かしました。みかんの木に登ってみる子ども達もいました。たくさん動いたあとには、おやつの代わりに「みかんタイム~」とまたまたみかんをほおばっていました。

 楽しく遊んでいるうちに、あっという間に帰りの時間になってしまいました。みかん園の方に大きな声でお礼をして、バスに乗り込みます。疲れ知らずの子ども達は帰りの車内でもお話が尽きません。みかん園でのことや、みかんジュースを作ってみたいなど、とても楽しそうにお話しをしている様子でした。

 無事に田園調布に到着すると、さようならのご挨拶をして、たくさんのみかんの詰まった袋を持ってお迎えに来てくださったお父様やお母様のところへ帰りました。

 甘くておいしいみかんをいっぱい食べて、寒い冬を元気に乗り越えてほしいものです。

 

磯邊季里 @ 2015年12月18日 18:59 コメント: (0)

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