2013年4月5日

昨日、お花見遠足に行ってきました。前の日までの春の嵐とは打って変わって暑いくらいの快晴でした。

出発の時から、小学生リーダーたちが率先して、キンダークラスの子たちと一緒に手をつないで歩幅をそろえて引っ張って行ってくれる姿が見られました。田園調布の駅からずっと坂道を上り、まず初めに宝来公園に到着です。公園内を散策していると、池にオタマジャクシを発見！すぐに全員がオタマジャクシ採りに夢中になりました。何も道具がない中、腕をまくって池に乗り出し、どうにか手で捕まえようと奮闘していました。だんだんとコツをつかんだ子たちは、自分の分は後回しで、小さな子たちのためにオタマジャクシを取り続けてくれました。お兄さんお姉さんがとってくれたオタマジャクシをみて、小さい子たちはとても嬉しそうでした。この時点で、すでに洋服はドロドロ、一生懸命に取り組んだ勲章です。

次の目的地は多摩川の河川敷です。長い階段を下り、河川敷に着くと、つくしやタンポポなど春を沢山見つけました。その他に、紫色のお花を咲かせた一群がいたるところにあります。それの茎を持って抜いてみると、、

じつは全部大根です！この大根も皆で協力して何本も何本も抜いてくれたので、全員分以上の収穫となりました。

ここから川への道がまた一難関です。歩きにくい上に、だんだんと足が疲れてきたキンダーの子たちが中々進まないのを、小学生リーダーたちはどうにか連れて行こうと同じ目線になって一生懸命声をかけながら、最後まで見捨てることなく辿りつかせてくれました。川に着くと、早速靴と靴下を脱ぎ、ズボンをまくって袖をまくっていざ川へ出陣です。身近にありながら、最近では川に入って遊ぶということもほとんどなくなってきてしまいました。何か遊び道具があるわけではありませんが、きれいな石を見つけたり、少し深いところに足を踏み入れてみたりと自然を肌で感じとっている様子でした。

川遊びが終わると、今度は多摩川台公園に向けて出発です。行きは下りだったので帰りはもちろん上りが待っています。河川敷の長い道のりを終えてから、100段以上の階段を上って多摩川台公園へ。洋服を全て着替えて、靴を干して、ようやくお昼ご飯です。公園への到着も早い子遅い子いますが、みんなが揃うのを待ってから「いただきます」と声を合わせて食べ始めました。

食後にはみんなでだるまさんが転んだやハンカチ落とし、鬼ごっこなど春の日差しに負けないくらい思いっきり走り回って遊びました。この時にはキンダーの子たちは、今までいっぱい面倒を見てくれているお兄さんお姉さんが大好きで、遊ぶのも全部一緒でした。おんぶして走ってくれたり、年齢関係なく仲間に入れて遊んでいる姿は本当に子供たちの成長を感じる光景でした。

長い長い道のりの遠足も、小学生リーダーたちの大活躍で、最後まで全員が楽しんで帰ってこられました。そして、おたまじゃくしに大根、そしてどろんこになったお洋服とお土産いっぱいの遠足となりました。たいしくん、きみこちゃん本当にありがとうございました！とっても優しく、たくましい姿、そしてこひつじかいの子たちの絆の強さをみられてとても嬉しかったです！今回の遠足は、リーダーも含め参加者全員がこひつじかいのメンバーでした。細いきずながだんだんと太く深くなって根を張ってきていることを感じることが出来た一日でした。