こひつじかい お茶摘み遠足

2013年5月13日

土曜日の雨とはうって変わって澄み切った青空が広がった昨日、丹沢のわさびや茶園にお茶摘みにいってきました。昨日は「母の日」。お母様へのプレゼントに美味しいお茶を持って帰ることを約束し、いざ出発です。

車中で、それぞれが得意な折り紙を披露してくれるうちに、あっという間に秦野駅に到着です。バスに乗り換え、最寄りのバス停前移動します。そこからは、お茶園を目指して、2キロ以上続く上り坂をひたすら歩きました。小学生と年長さんはさすがで、先頭で上り始めると、一度も休むことなく、あっという間に上りきってしまいました。後ろに続く、年中さん、年少さんも追いつきたい一心で必死に歩き、予想していたよりも早いペースでお茶園に到着することが出来ました。

汗だくで疲れていても休むヒマはありません。荷物を置き、水分補給を済ませるとすくにお茶摘みのお仕事がスタートです。首からかごをぶら下げ、どんな葉っぱを摘めばよいのかのお約束を教えていただいて、準備は万端。

誰が早くかごを一杯に出来るのか競争しつつも、お約束をしっかり守って一つ一つ丁寧に摘んでいました。お茶園の方が一年間かけて育ててくださった大切なお茶っ葉なので、一枚の葉っぱも落としたり、無駄にはできません。摘んだ葉っぱを紙袋に全て入れるところまで慎重に行い、ようやくお仕事完了です。

沢山働いた後は、みんなでランチタイム。お弁当だけじゃなく、採りたて揚げたてのお茶の天ぷらに、大谷石で作った石窯で焼く、バジル代わりにお茶っ葉をのせたピザもみんな美味しそうに頬張っていました!入れていただいたお茶も「ほろ苦いけど美味しいね」「もう一杯飲んでもいい?」とゴクゴク飲んでいました。ひと息ついたら、もうひとつのビッグイベントにさあ出陣!

小川が流れるワサビの水田へと降りていくと、竹で作られた細長いすべり台がセッティングされています。器とお箸を持って、すべり台の両サイドにスタンバイ、流しそうめんの始まりです!最初は悪戦苦闘していましたが、だんだんにタイミングがつかめてきて、器いっぱいに取っては食べ、取っては食べの繰り返し。その前にも沢山食べているとは思えない食べっぷりでした!

流しそうめんをする小川では、もう一つの楽しみがあります。それは、沢がに採り!そーっと石をどかしてみたり、石と石の隙間をのぞいてみたりしながら、陰に隠れている沢がにを探しました。大人よりも目線が低いからなのか、子供たちの方が「あ、見つけた!」と何匹も捕まえていました。お母さまたちもびっくりのお土産が一つ増えました。

最後は、お茶工場を見学させていただきました。一つ一つ丁寧に摘んだお茶の葉っぱが、どうやって普段目にする姿に変身するのか子どもたちも興味津々です。工場内に迷路のようにおかれた機械の中を上へ下へとまるで美味しいお茶になるための旅をしているようでした。お茶の工場は1年間のうちたった20日間しかやっていないという話を聞くと、みんな驚いた様子でした。

気が付けばもう帰る時間になってしまいました。帰り支度を済ませ、片手にペットボトルにいれた沢がにを大切に握りしめると、現地のスタッフの皆さんにご挨拶をしてお茶園をあとにしました。

みんなが一生懸命摘んだお茶でお母さまもホッと一息ついてくださると嬉しいですね!

お茶園の方々、お茶摘み、流しそうめんの準備などをしてくださった現地スタッフのみなさまどうもありがとうございました。

磯邊季里 @ 2013年05月13日 15:06 コメント: (0)

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