箱根遠足
2013年8月31日
8月29日、まだまだ暑さが残る中、箱根遠足に行ってまいりました。
この遠足では、新宿から箱根へ一本でいけるロマンスカー、空中をゆらゆら移動するロープウェイ、その他にも様々な乗り物に乗ります。毎年、子ども達に人気のある遠足のひとつです。
さあ、新宿駅発のロマンスカーに乗っていざ箱根にむかって出発です。
お父様とお母様に元気よく手を振って小さな旅の始まりです。
車内では、まず始めにロマンスカーの絵を描きました。何色だったかな?2階もあったかな?と集合した時のことを少しずつ思い出しながら、描いていきます。揺れる電車の中は書きづらい環境ですが、文句もいわずに元気なロマンスカーの絵を描き上げました!
1時間30分程で湯元駅に到着しました。急いで、同じホームの隣に止まっている、登山電車に乗り込みます。横一列に座って電車の登山を楽しむ事が出来ました。この電車、線路が一本しかありません。登り方も複雑なので、車掌さんと運転手さんがしきりに前後を交代する珍しい風景をみることができました。みんなで手を振ると毎回振り返してくれて、子ども達も満足。乗車記念カードもGETしました。
登山電車にゆられ強羅駅に到着しました。ここからは、さらに登りが急なケーブルカーにのりました。一直線で山を登っていくので電車もななめになっています。
子ども達は、その角度にもびっくりしていましたが、外を眺めたり、頂上に伸びた線路を運転席の後ろから見たりして、楽しんで過ごしていました。箱根には、ワクワクが沢山あります。
早雲山駅からは、さらにロープウェイで移動しました。ゆっくりゆっくりと空中をゆらゆら移動します。
初めてのお空の散歩は彼らの目にどう映ったのでしょうか?
こわかったのかな?たのしかったのかな?
ロープウェイで途中下車したのは、大湧谷というゆで卵が有名な谷です。大きな谷からは、もくもくと煙が出ていました。
外に出ると、標高が高いこともあってかビュンビュン風が吹き、とても涼しく心地よい場所でした。
その後、富士山の見える景色の良い場所にシートを敷いて、ロープウェイと富士山の絵を描きました。
そして、名物のゆで卵を食べました。しかし、その姿にみんなもびっくり!!
なんと、、、真っ黒の黒い石の様ですが、箱根大涌谷でしかない世界で、最も有名な玉子。殻をむいてみると、きれいな白身がでてきて、とっても美味しかったです。みんなきれいにたいらげました。おかわりする子もいましたね。大好評でした!
その後は、またロープウェイで20分ほどかけて、芦ノ湖までおりていきました。
そして、木陰でお弁当を食べ、海賊船に乗りました。
芦ノ湖の海賊船は、何百人ものれる大きな船です。きらきらと装飾のされた外観や、海賊の格好の船長さんと握手、大興奮でした。また、吹き荒れる風はとても気持ちがよかったです。船の中を探検したり、高いデッキに登り、海賊になった気分で愉快なクルージングを満喫。
船をおりたら、海賊船のお絵描きをしたり、名所や、駅伝のスタートを散歩したあと、バスで湯元駅までもどりました。
ロマンスカーの運転手さんの制服をお借りし、ちびっこ運転手に変身。箱根の名物「ちくわ」を一本まるかじりしながら電車を待ちます。大きくて魚の味や香りを感じとても美味しかったです。
帰りのロマンスカーは、新型のものでした。
さすがに疲れたのか、帰りの車内では、その座り心地の良いシートでぐっすりと眠ってしまいました・・・・
といいたいところですが、そんなことありません。
最後までその元気っぷりを発揮、ご機嫌で終始目を輝かせていました。本当に子ども達の体力には驚かされます。
新宿につくとお母様方がホームまでお出迎えにきてくださいました。窓越しに手を振ったところで、朝7時からはじまった箱根一周小さな旅もゴールになりました。
今回は2歳から6歳の子が遠足に参加しました。
上の子は知らず知らずのうちに、小さい子に優しく接し面倒をみてくれます。素晴らしい事です。きっと小さい子達も、この気持ちを忘れずに立派に成長してくれ、次の世代につなげ、また仲間と過ごした箱根は、家族では味わえないたくさんのワクワクが心に刻まれたことでしょう。