<こひつじかい>お花見遠足

2019年4月3日

昨晩から降っていた雨は上がり、一点の曇りもない青空のもと、今日はお花見遠足です。
いつも目にする平凡な風景が桜の花に彩られて春色に染まります。

朝7:00、多摩川駅に集まった子どもたちは、せせらぎ公園で朝の体操です。
おにごっこ大会に始まり、いつものように円になって体操をしたり、ラダーや縄跳びを使って身体を動かしたり、走る練習をしました。中でも、しょうたお兄さんから教わった、体育座りや長座からスタートダッシュする反応練習は子どもたちにとってとてもよい走り練習となりました。

おにごっこの中で行った「クロスステップおにごっこ」は見ていても一緒にやってみても面白く、盛り上がりました。

体操のあとは探検です。
探検中には種々な植物を見ました。「ナンジャモンジャの木」というへんてこな名前の木も見つけました。

キンダーと年少さんのお迎えに田園調布駅に向かいます。
多摩川から田園調布までの道のりにもきれいに桜が並んでいるのが見えました。

宝来公園では、オタマジャクシがいるかな?と噴水の池をのぞき込みます。それぞれカップやペットボトルを片手に夢中になって捕まえていました。大きな鯉・マガモ・クロサギ・甲羅干しをしたり水面からひょっこり顔を出す亀を見ることができました。

探検のあとは多摩川河川敷の方までさらに進みます。
河原では、きれいなうす紫色の花が生い茂っています。その正体が野生の大根「ハマダイコン」とわかるとみんな早速抜いてみようと良さそうな大根を探し始めました。
「うんとこしょ、どっこいしょ」と言いながら力を込める子どもたちの姿からは、絵本『おおきなかぶ』のシーンが自然と脳裏に浮かびました。

桜を見て歩き、つくしやタンポポなどの春探しをしながら、お昼ご飯を食べるべく公園に戻ります。

公園に戻る頃には、みんな「お腹ぺこぺこ!」と口にし、「いただきます!」とともにあっと言う間に食べ終えてしまう勢いです。桜を眺めながら、みんなで美味しくいただきました。

お昼ご飯を食べ始めた頃から、いつの間にかおひさまが雲に隠れ、今にも雨になりそうなお天気に変わりました。ぽつと、目に見えないくらいの細い雨が顔にあたり心配はしたものの、子どもたちは気にせず遊び、絵を描き、おやつを食べてまた遊びます。

お天気も、なんとか持ち堪えたのでよかったです。

数時間の間にも沢山身体を動かし、遊び、歩いたにも関わらず、疲れたとぐずる子は誰もおらず、ご機嫌に帰路を進んで行く子どもたちはとても楽しそうでした。

ペアで歩くときには年上のお兄さんお姉さんが車道側に寄るというルールは、今日一日意識して取り組み、各々の中でまたひとつ学びとなったでしょう。

今日見た桜は、新たな一歩を踏み出すみんなを「がんばれ!」と、そっと背中を押してくれるようで、パワーをいただいたように感じます。

新学年が始まり、新しい出会い、環境、経験、学びが沢山ある中で、自分らしく進み、その歩みがひとりひとりにとって輝くものとなりますように。

日々精進!

磯邊季里 @ 2019年04月03日 20:08 コメント: (0)

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