東京タワー遠足

2013年9月23日

15日は、なんと台風の日でした。雨も風も強く、予定していた奥沢の大蛇祭から、行き先を東京タワーに変更して出発しました。子供たちには、どこに行くか内緒です。

田園調布駅から東急線で目黒駅までいき、バス停に向かいました。その移動の際の雨はその日一番の雨でした。しかし、雨だって子供にとっては楽しい遊びの道具です。目の前も真っ白になるほどの雨の中を、子供たちはザーザーという音を楽しみながら、にこにこ歩いたり、走っていました。

バスを降りて東京タワーまで少し歩きました。その途中には坂がありました。坂の端には、川の様にすごい勢いで水が流れていて、長靴をつっこんでみたり、葉っぱや木の枝を流したりして楽しんでいました。

では、いよいよ東京タワーに登ります。目的地が東京タワーだと分かった子供たちは、大興奮です!エレベーターに乗ると、展望台までは、30秒程でついてしまいます。みるみるうちに小さくなっていく人やビルの姿に驚きながら、到着しました。雨にぬれていたので着替えた後、タワー内の探検開始です。

雨が降っている割には、景色もよく見えました。子供たちは、なによりその高さにびっくりしたようです。展望台には、床がガラスでできた「ルックダウンウィンドウ」があり、そこから下を覗き込むように見ていました。

そして、景色のスケッチを描きました。子供たちは、大人が気付かないようなところにも気付きます。魅力的な絵がいくつもありました。また、小学生の女の子が描いた、増上寺の絵はとても完成度の高い物でした。

この日、東京タワーでは、藤子・F・不二雄の生誕80周年記念イベントをやっていたので、みんなでドラえもんの世界に飛び込んできました。イベント会場には、何十体ものドラえもんがあり、みな自分の好きなドラえもんのところで各々写真をとりました。

館内では、特別ムービーや、ドラえもんやパーマンの世界を体験できるコーナーもありました。テレビの世界が目の前にあることにびっくりしている様子でした。

お弁当を食べたら、ドラえもんのお絵かき大会です。「東京タワーとドラえもん」を描く子もいれば、「不思議な道具を持ったドラえもん」もいました。ついさっきまで沢山のドラえもんに囲まれていたので、今にも動き出しそうなドラえもんがたくさん描けました。

さて、帰る時間になりました。なんと、、外は晴れていました!みんなの元気が台風も吹き飛ばしたようです。帰りのバスが来るまで、公園で思い切り走り回って遊ぶことができました。

雨の日でも、ましてや台風の日でも外には、楽しいことがたくさんあるぞ!という良い体験ができた一日でした。

磯邊季里 @ 2013年09月23日 16:53 コメント: (0)

0件のコメント





▲TOPへ戻る