<こひつじかい>斑尾キャンプ 5日目

2020年8月8日

《4泊5日の旅を通して》
今日は斑尾キャンプ最終日でした。朝お寝坊してしまう子も今日はみんなと一緒に早起きして、ラジオ体操に向かいました。その後の朝の体操では年少さんもこの4日間で覚えた体操を年長さんや年中さん、小学生と同様にできるようになり、隣に大人がつかずとも走ることができました。
朝食後は工作の時間です。今日はタペストリーとかばんを作りました。言われた通りにパーツを組み合わせること、そして丁寧に切って貼ることがこの5日間でとても上手になり、年中さんが一番最初に工作を終えました。小学生や年長さんたちお兄さんお姉さんを見て、年中さんも年少さんもとてもたくましくなりました。

《子ども達の成長》
そして最後にカレーをみんなで食べてホテルを出ました。この5日間を通して食事の面で皆が大きく成長したといえます。キャンプ初日、食べるために噛むことが止まってしまいずっと食べ物がお口の中に入っている子、噛んだのに飲み込めずお口の中に食べ物を溜め込んでいる子、好き嫌いをしている子、ちょっとしか食べずお腹いっぱいと言って食べることから逃げる子など、食事が苦手な子がとても多く見られました。もちろんお食事の習慣は各ご家庭それぞれおありでしょう。しかしながら集団生活の中で、皆と一緒に楽しく食事を囲み、おしゃべりしながらもお口を動かし時間に間に合うように食べることはとても大事なことです。先生やリーダーたちが根気強く子どもたちと向き合い、子どもたちは命の大切さを痛感して食事と向き合うことができるようになりとても嬉しく思います。最初は食事が嫌で大泣きしていた子も、「見てみて!」と自慢げに食べるようになり最終日には時間通りに食べ終わったことには他の子どもたちも驚いて喜んでいました。このような集団生活の機会がなければ身につくことはなかったでしょう。コロナ事態でそういった他者との関わりの頻度が減らざるを得ない状況下ではありますが、ご家庭でも集団生活を見据えた子どもとの関わりがあることを願っています。

《最後に》
最後に、繰り返しにはなりますが、コロナの感染拡大で世界中が今まで経験したことのない状況下に置かれる中で、子どもたちが伸び伸びと生活できる環境と機会をいただけたことに心から感謝しております。大自然の中で五感を最大限使って自然に触れ、思いっきり走り回って遊ぶ子どもたちの姿から、今まで子どもたちがどれだけ我慢してたのかに気付かされました。例年のキャンプに比べるとワークの時間は少なくなりましたが、お家に戻ったらできないような経験をたくさんすることができました。この5日間で学んだことや身についたことを、今後も子どもたちには継続していってほしいと思います。

《アルバム》
キャンプ5日目のの写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ5日目アルバム
閲覧期限:8月15日

磯邊季里 @ 2020年08月08日 06:27 コメント: (0)

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